ほんの少しのミスからの事故でも事故は事故

信号が赤で止まろうとしている時に荷物が座席から落ちてそれをブレーキを踏みながら拾おうとしてしまい、信号待ちしていた車に少しだけ接触してしまいました。ブレーキを完全に踏んで止まったと思って荷物を拾ったのですが、踏み切れていなくて少しずつ進んでいたのです。

相手は信号待ちで止まっていたのと、私もブレーキを踏みながらゆっくり進んでいたので大きな衝撃のある追突ではありませんでした。
私もブレーキを踏んで止まっているとばかり思っていたところにコンと当たった音がして前を見たらぶつかっていました。落ちた荷物を拾うのは一瞬ですむと思い、ブレーキを踏んで止まろうともしているし、という考えから止まりながら荷物の方へ意識を向けた為に起きてしまった事故でした。さいわい、止まりかけのスピードで本当にちょっと当たっただけなので、相手もこちらも怪我はありませんでしたが、事故は事故です。
お互いの車のへこみも見た感じはないように見えましたが、許してもらえるわけでもなく、近くのコンビニに車を寄せて警察に連絡しました。

夜中の11時だったので他に車もなく、助手席にいた主人が相手の方に車を近くのコンビニに寄せてもらうよう伝えに行きました。
まずは謝って警察に連絡をして、待っている間に保険証などの準備と保険会社にも連絡しました。
警察が来て現場検証でお互いの車の損傷があるか、怪我人はいないかなどの確認、どうやって事故になったかの説明、保険証、免許証の提示などをしました。
相手は信号待ちをしていただけなので全く悪くないのでこちらが保険会社に連絡して対応していく流れに当然ながらなりました。
しかし、念の為相手の方も保険会社に連絡していました。それからお互いの電話番号も交換したように思いますが、保険会社が対応してくれたので直接やりとりする事はありませんでした。

事故当時は車の損傷も少しあるかないかわからないくらいでしたし、怪我人も無かったのですが、後日症状が出るかもしれないと相手の方はおっしゃっていました。それらのやりとりも全て保険会社に一任しました。
さいわい、後日も症状はなく、人身事故は免れました。車の損傷はあったようでその修理とその間のレンタルカーの料金を保険で支払う事になりました。
保険を使用する事になるので、こちら側の車の損傷もあまりなかったですが一緒に修理する事にしました。
相手に怪我はなかったので今回はお詫びの品を持って自宅までお詫びしに行くことはしませんでした。
ですが、無事に修理や対応が終わるまでは何があるかわからなかったので、不安でした。

依頼しませんでした。

今回は真夜中で車も少なく、しかも信号が赤でそれもちゃんとわかって止まろうとしているところで起きた事故でした。普通に考えればなかなか事故にはならない状況です。その油断が災いして事故を招いてしまいました。
荷物が落ちた事に気を取られ、中に入っているものが落ちていないか気になってしまい、ブレーキを踏みながら拾おうとしてしまいました。完全に止まったと思い込んでいました。
この経験をして、止まりかけの時も最後までしっかり踏み込むまでは他の事をしない、止まっていてもふと足が上がれば動き出してしまうので、他の事をしないように気をつけるようになりました。
車が多い、少ないも関係ない、車に乗っている時は事故の、危険はどんな時でもある事を気にしないといけないと思うようにもなりました。

事故を起こした場合にまずする事や流れをあらかじめ覚えておけばよかったと思います。
今回は主人が同乗しており、車の所有者も主人だったので、対応をほとんど主人がしてくれたので、私が何かする事はなかったのですがらもし一人で運転している時ならあたふたしていたと思います。
事故を起こした、起こされた時の対応の知識がなければ、よくない相手だった場合は向こうの言われるがままになっていたかもしれません。
それに、日常にはなかなか経験しない事なので、いざという時どうすればよいかわからなくなると思います。そういう時こそ冷静な判断、対応が大切なので、シミュレーションしておけばいいかと思います。
また、今回は大きな問題もなくスムーズに解決しましたが、揉める場合もあるので、いざという時弁護士さんに頼れるように保険内容に弁護士費用の保証もつけておいたほうがより安心だと思います。