交通事故で重症になりがちな外傷【早めの受診が重要!】
- 2016.07.16
- 後遺障害について
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交通事故に遭遇した時、人は驚いてパニックになったり、冷静に順序立てて判断する事が難しくなります。
特に大きな衝撃が起こる交通事故では、状況を把握する事が精一杯で、自らが受けた外傷には注意が向かいにくくなるといえます。
また、交通事故によって脳内物質が大量に出ると、外傷を負っていても感じる痛みが小さくなり、怪我をした事自体に気がつかないケースもあります。
つまり、交通事故の当事者になった時は、信用出来る第三者に連絡を行い、落ち着きを取り戻して外傷がないか確認する事が大切です。
打撲やむち打ち等は交通事故の代表的な外傷です
シートベルトをしている場合、交通事故の外傷は軽減されるものの、衝撃自体が強かったり、体に無理のかかる方向にショックがあれば目に見えない外傷が発生しやすくなります。
物理的に接触する打撲は、直ぐに症状が出るケースだけではなく、時間をかけて後から痛みが生じる場合もあります。
外から気がつかないダメージは、少しずつ重症化するとは限りませんし、急激に重症度が上昇する事もあり得ます。
大切なのは早期の診察で、まずは表面的な傷の確認を行い、次に内臓や骨に異常はないかチェックしてこそ、初めて体の安心を認める事が出来ます。
擦り傷も広範囲で治療を遅らせれば重症になります
傷が出来て血が出る症状は、ダメージを受けた部分であったり、見た目によって症状の度合いが判断される事があります。
しかし、この程度なら大丈夫と考えていても、実は大量に出血していたり、出血の放置が感染症等の重症化に発展する恐れが存在します。
交通事故の状況に遭えば、現場を離れるわけにはいかないので、多少の傷は後回しにされがちです。
ただ、出血自体は小さくても、被害を受けた面積が広く、病院では放置が危険と判断される状況もあります。
交通事故は軽く見ないで早く受ける診察が重要です
事故で被害を受けた本人は、客観的に症状を把握したり、必要な治療の程度を判断する事が難しいと考えられます。
症状を見逃したり、重症化しない為にも、事故に遭遇した時は速やかに診察を受けて、状態を確認してもらう事がおすすめです。
もし症状を放置して重症になれば、今までの日常生活と離れる期間が長引いたり、後遺症が残って支障が出る確率が高まります。
早い段階の診察は、日常生活から離れる期間を短縮したり、加害者に治療費の請求が行いやすくなるので、事故被害の解決を行う際のポイントになります。
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