保険会社とのやり取りの流れ【1】加入している保険会社に連絡する
- 2017.01.20
- 保険について
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保険会社に連絡する事は、加害者であっても被害者であっても必ずしなければなりません。
加害者であれば被害者への賠償という観点で必要となりますが、被害者側の場合でも過失がある可能性も捨てきれず、過失があった場合には自らの保険を使わなくてはならないからです。
最悪の場合、相手が保険に入っていないというケースも考えられます。そのため、どのような状態であったにせよ、保険会社に伝えるということは必須なのです。
保険会社に何を伝えればいいのか
保険会社に連絡をする際には、事故の状況はもちろんのこと、自動車保険の証券番号や自分の情報、相手の情報などを伝えなければなりません。
連絡を入れると、事故の詳細を聞くため相手方にもその連絡が入ることになります。
そのため相手の住所や氏名、連絡先、ナンバープレート、ケガの状況、車の破損具合などの情報は必ず聞き出し、伝えることが大切になります。
気が動転している場合であれば、知り合いの人に聞き出してもらうということも必要です。
保険会社はどのように動くのか
電話が入り、交通事故の詳細を聞き出した後、保険会社は契約者に対し支払いの対象となる保険、交通事故の解決までの案内をすることになります。
この際に専任の担当者が決まり、この担当者が窓口となって事故対応が行われていきます。
担当者の役割としては、交通事故の相手、修理工場、病院との連絡をしていき、けがの状況などを確認しながらその報告を行っていくことになります。
そして適宜、保険金の支払いに関する書類を送り、請求に向けた手続きに入っていきます。
担当者は示談交渉も引き受ける
示談交渉をする場合、担当者が契約者に代わって行ってくれます。もちろん、その進捗状況はその都度契約者に伝えられることとなります。
加害者になってしまった場合には、保険会社の方から相手に対して謝罪を求められる場合もあるなど、示談交渉がスピーディーにすすめていくためのできる限りのことを保険会社がするようになります。
損害額が決まり、示談が成立するとようやく保険金の支払いの手続きに入ります。そして手続きが完了し、保険金が支払われ、書面でその結果が報告されます。
過失がない場合にはこれらのことをしてもらえないケースが多いものの、その場合には担当者がアドバイスをしてくれるため、決して無駄ではありません。
交通事故に巻き込まれた場合、加害者や被害者、過失の有無を問わず、事故を報告することが大切です。
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