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交通事故後の警察とのやり取りの流れ【1】事故が発生したことを報告

交通事故を起こした場合、警察への報告は被害者の救護、119番への通報の後になります。

交通事故が発生するととてつもない音が周囲に響き渡るため、自らが警察に連絡しなくても周辺の人が一斉に通報することになりますが、だからといって誰かが通報してくれるだろうと思っていてはいけません。
自らが警察に報告するということが大事であり、人任せには絶対にしてはならないことです。そして、多少の物損事故などでも必ず警察への報告は必要です。

過失割合は現場検証をしないとわからない

軽い事故だと警察に報告しないという人が少なからずいますが、多くの場合は過失割合をセルフジャッジし、ある程度の支払いを覚悟するというものですが、本当の過失割合がどうかというのは実際に現場検証をしないことにはわからず、検証した結果、実はそこまで過失割合はなく責任も想定より軽いものだったということもあります。

また、後になって目撃者の証言で事故の様子が明らかになっても、証拠も残されておらず取り返しのつかないことになります。
警察に報告することは当然の責務であるとともに、自らの立場を守ることにもつながります。

正確に報告することが重要

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警察に伝える場合、事故の状況や被害者の数、周辺の状況などを正確に伝えることが求められます。
正確ではなくても、警察がすぐに状況をつかめるような情報を伝えていくことが重要です。

中には規模を小さくして伝えたり、気が動転しめちゃくちゃな情報を伝えたりする人がいますが、いずれの場合も自らの立場をさらに不利にします。
加害者の気が動転している場合は、同乗者もしくは周辺の人に状況を伝えてもらうということも必要で、重要なことは初動捜査、交通整理などをきっちりしてもらうための情報を速やかに提出することになります。

最悪の場合は逮捕されることも

状況によっては、複数台の車が絡み、死傷者が出る場合もあります。その場合には、事情聴取をすることになり、何らかの容疑で逮捕されることになります。
その場合、速やかに弁護士を呼び、対応を練ることが大切です。被害者との示談交渉を起訴される前にしておくことで、刑事処分を回避することができるためです。

逮捕される可能性がある場合、このあたりのことも考える必要があり、弁護士への連絡や被害者への対応などするべきことはたくさんあります。
なぜ起きてしまったのか、その原因を見つけ出すとともに正直に伝えることが大事です。

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