交通事故は実際に体験しないとわからないと思う

細い道から片側一車線の道へ左折で入りました。
左折してスピードを上げようとしたら、後ろから急ブレーキの音と共に、私の車に横が衝突。
私の車を抜かすようによけようとしたらしいのですが、よけきれなかったらしいです。
相手は携帯電話を見ていたらしく、私が左折して入ってきたのに気づいたのが遅かったそうです。

免許を取得する時や免許の更新時、講習を受けることがあると思います。
講習では必ずといっていいほど、交通事故の怖さについて話があります。
交通事故の発生件数、事故の原因ランキングなど。
確かに話を聞いていても、事故に気をつけなければならないなということは考えます。
ですが、実際運転している時に、常に事故の可能性を考えているかというと、どうなのでしょうか。

私も自分が事故にあうまでは、気をつけようという気持ちはあれど、深く意識して運転していたとは言い難いです。
どこかで他人事のように感じてしまうこともあったように思います。
ですが、自分が実際に事故にあった時、非常に動揺しました。
どうしたらいいかわからず、体は震え、恐怖を感じました。
事故はケガ人もなく、車も少しへこんだ程度で済みましたが、事故に対する恐怖心はかなり大きくなりました。

それからは以前よりもいっそう運転に気をつけ、確認などは怠らないようにしています。
しかし、運転していて、周りの車が危ない運転をしているのをよく見かけます。
自分が気をつけていても、そういう車と事故になってしまうこともあります。
「事故は怖い」ということだけをただ言っていても、なかなか浸透しないものだなと感じました。

何事も実際に体験してみないとわからない。
危ない運転をする人は命知らずだな、と思い、せめて自分だけはと考えながら運転しています。

左右確認や後方確認、教習所で習ったようなことは忠実に行うようになりました。
スピードもあまり出さないように抑えつつ、よそ見をしないようにしています。
車間距離も十分なほどあけるようにして、いろんな可能性を考えながら運転しています。