ケガが無くても必ず警察を通して事故処置を。

夜8時頃、信号の無い国道を横断しようとして乗用車に撥ねられました。普段はトラックもよく通る国道でしたが、時間帯のせいか余り混んでいなかったようです。跳ね上げられた後、他の車に轢かれるなど二次被害に遭わなかったのは幸いでした。

最初の交通事故は小学生高学年の頃です。自宅近くの交通量の多い国道で、夜8時頃、近所の店での買い物から戻る時に車に撥ねられました。今思えば、私も注意不足でしたが、車側も子供が渡ろうとしているのに注意不足だったと思います。目撃した人によると10mくらい飛んだらしいです。ボンネットに当たった事は判りましたが、飛んだ時の事は全然覚えておりません。幸い、すぐ立ち上がりました。運転手の男性は車を降りて「大丈夫か?ケガは?」と何度も問われましたが「大丈夫です、帰れます」と言って帰宅しました。事情を聞いた母がすぐ派出所に連れて行き、事情聴取されました。ひき逃げになるんですが、相手側の手掛かりが無く、ケガも本当にただの擦り傷でしたので、とりあえずそれで終わってしまいました。
私は子供でしたので、ただただびっくりして家に逃げ帰った感じです。あの時、運転手も動揺し怖かったのだと思いますが、大人としては無責任だと思うようになりました。大丈夫という子供の言葉を鵜呑みにせず、警察を呼び、家に送って詫びるなり、医者にかからせるなりさせないといけなかったと思います。事故以降、まともな感覚を持つ方だったら、被害者の状態も気になっていたと思うのです。起こってしまった事に決着を付けないとずっと気になるし、車を運転する度にいやな思いにならないかと思いました。また、少し離れた所にバス停があり、そこにいた大人が後々警察の調べに目撃証言をしたらしいのですが、事故当時に適切な対応をしなかったのはおかしいと、周りの大人は言っておりました。交番は事故現場から歩いて5分程の所にあったのですが。
その後、高校生の時に車に当てられる事故に遭いました。信号の無い交差点で、停止線で止まらず左折しようとした車が、左側に居た私の自転車の前輪を引っ掛けたという事故です。幸い車の速度は低く、自転車の破損だけで済みましたが、前回の事故経験を踏まえて結構冷静に対処しました。

大きなケガはしてませんが、２回車に当たっていますし、他にもギリギリだった事が有るので結構周囲に注意する様になりました。
・視野を広くし、音にも注意を向ける。車については、自分の進行方向に対して左右から出てくる車が停止線で止まるか、同じ方向に向かう車は交差点でウインカーをきちんと出すか、停車や駐車中の車は発進時にウインカーを出すかを見る。
・夕方以降は視界が悪いので、段差があったり、ガードレールが無かったり、でこぼこのある道を自転車で通る場合は、跳ね上げたりしないようスピードに注意する。
・時間に余裕を持って出掛ける。
・万一、事故となればその大小に関わらず警察に通報する。