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急いでいたことと、普段通り慣れた道で過信したことが一番の要因。

  • 投稿日付 : 2017.02.09
  • 投稿者 : ごうたろうさん(30代男性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

中央線の無いような道幅の細い裏道の十字路を通過しようと直進していたところ、右方から来たスクーターと衝突。
速度はお互い30~40キロ程度であったが、ともに衝突の危険を察知しブレーキをかけた為、衝突時は15キロ程度だったと思われる。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

友人との待ち合わせに間に合わなそうで、とにかく急いでいた。信号のない細い裏道を時速40キロ程度で走行、十字路にさしかかり確認不足のまま直進したところ、右方から入って来たスクーターと衝突した。お互いブレーキをかけ衝突を回避したが間に合わず、スクーターは車両の正面を過ぎたあたりの左前方部分に衝突し転倒した。お互いかなり減速してからの衝突であったため、スクーターとその運転手はハネ飛ばすというよりは、その場に転倒した程度の衝撃であった。運転手は軽く頭をうったものの、流血するような外傷はなかった。こちらは妻と6歳の子供が後部座席に乗車していたが、大した衝撃もなく無傷。車両はバンパー・ライトが破損、ボンネットが軽く浮き上がる程度の損傷を負った。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

まずは人命救助を最優先するため、スクーターの運転手の被害状況を確認した。その後、一番に救急車を呼ぶための電話をした。救急車の手配が済んだあとに警察に連絡し現場の場所と状況を伝える。救急車が到着するまでは、スクーターの運転手の怪我を気遣うなど、被害者のそばにいるとともに、怪我の状況などを自分の目で確認するようにした。その後、事故の影響で若干渋滞気味になっていたので、警察が来るまでは後続車の交通整理的なことを行うなど、周辺の対応を行った。また、かなり野次馬の人だかりが出来ており、野次馬から事故状況の質問を多数受けたので、適当にあしらうのが面倒だった。同乗していた妻はもちろん、6歳の子供がかなり心配していたので、状況を説明して徒歩で帰宅するようにお願いした。その後、保険会社へ事故の連絡を入れ今後の対応を確認する。
救急車で搬送されたあと、私だけ現場に残り警察との現場検証を行う。その後、搬送された病院へ向かい怪我の状況などを確認して、保険会社へ伝えた。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

基本的には保険会社へ一任して問題を解決した。特に今回はお互いの過失割合の交渉が若干難航したようで、損害額の確定や支払いまでに2カ月近くを用意した。通常、車同士であれば先方の過失割合が多い状況であったものの、対スクーターということで交通弱者になり、このことが大きく影響してこちらの割合が高くなるとの回答を受けた。幸い先方が有名企業の営業車であり、地元を営業中に起こった事故であったため、対会社ということもあり変にゴネたり、こちらの過失を主張してくることはなかったので、その点は安心だった。当初は3:7または4:6でこちらの過失が大きいとの話であったが、最終的には5:5の割合で決着する事で合意に至った。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

依頼しませんでした。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

事故を起こした時は予定の時間に間に合わずかなり焦っていたので、スピードを出していたので路地などでも減速しての確認を怠っていたのが大きな要因だった。このため、事故後はスピードにはかなり気を使って運転する様になった。特に細い裏道は直に止まれるかどうかを意識して運転する様にしている。「車は急には止まれない」ということを身を持って体験したので、スピードを出すことがいかに危ないかを認識し、後続車がつまったとしても気にせず低速で走っている。また、基本的には裏道は使わず国道を中心に大通りを通る様にしている。渋滞中などよく裏道を通行していたが、事故を起こすくらいならと我慢するにようになった。一歩間違えば人身事故となったいたため、車に乗る事の危険性を意識し運転している。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

あらかじめ保険会社の電話番号を知っていることは必須です。事故後にスマホで検索すような時間や余裕は無い為、出来ればガイドブック的な保険会社が発行している資料を車に用意していると安心だと思う。今回の事故で特に困ったことが、救急車や警察を要請する際に事故現場の場所を上手く説明することが出来なかった。当然、事故現場の住所なんて分からず、また現場が裏道であったため目印となる建物やお店が全くなく、説明にかなじ時間がかかってしまった。もう事故に遭遇するようなことは無いと願いたいが、もしも事故にあった場合は一旦冷静になり、救急や警察に連絡する前にスマホの地図アプリなどで住所を確認してから電話を掛ける様にしたい。

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