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交通事故は事故後の処理、対応が保険金を左右する

  • 投稿日付 : 2017.03.06
  • 投稿者 : blueskyさん(30代男性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

自転車で歩道を走行していました。当時は現在の道交法と違い、自転車でも歩道の走行が可能でしたし、交通雨量の多い大通りだったので自転車でも歩道を走っている方が安全でした。大通りに出られる細道があり、そこから車が減速せずに飛び出してきて私の乗っていた自転車と衝突しました。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

大通りの歩道を自転車で走っていたときに脇の細道から大通りに出ようとした軽トラックに衝突されました。顔を軽トラックのサイドミラーにぶつけて倒れました。顔がとにかく痛くて顎を切ってしまいましたが、意識はありました。信号のない道で見通しも良くなかったのですが、軽トラックの前方不注意による事故でした。軽トラックは荷物を配送する途中で、急いでいたようです。
猛スピードが出ていたわけではなかったので怪我も軽症ですみましたが、打ちどころが悪ければ目や頭を打っていた可能性も高く、そうなったら大事故になっていたと思います。自転車も大破するところまではいかなかったのですが、一部破損してしまいました。スピードが出ていないとは言え、車にぶつかる衝撃はかなり強いものでした。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

軽トラックの運転手さんにすぐに救急車を呼んでもらいました。事故だったので同時に警察も呼びました。ちょうど、通院歴のある大学病院の近くだったので救急隊員に病院を指定して運んでいただきました。実家への連絡も救急隊員がしてくれましたが、電話番号などすぐに言えたので脳への損傷はないかな、とちょっと安心したのを覚えています。病院では顎を何針か縫い、脳のCTスキャン、レントゲンなどの検査をしました。特に以上はなかったですが、顔の打撲で全治3週間ほどの怪我を負いました。
実況見分のときに立ち会えなかったのですが、病院と警察署が近かったので病院での処置後に警察署に行き、説明をしましたが軽トラックの運転手との話とは一部食い違いも遭ったようです。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

基本的に軽トラックの運転手が加入していた保険会社に一任しました。事故の状況などから運転手の過失責任が認められたので保険もきちんと支給されましたが、保険金が定まっておりるまでに数ヶ月を要しました。その間に、保険事務所に行って証明書を発行してもらったり面接を受けたりとかなり煩雑な手続きがありました。保険会社は大手だったので対応はきちんとしていましたが、基本的に保険会社は1円でも少なく払いたいというスタンスなので事故による障害認定なども住んでいる地域の区役所などでアドバイスをしてもらって、保険会社に申請しました。
表立った傷は残らなかったものの、顎の傷が消えず、また、怪我によって痒みや痛みが出ることがあったので認定を受けてそれに応じた保険金を受け取りました。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

弁護士に依頼しませんでした。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

自転車はすぐに止まれないので十分に気をつけて運転しないといけないと思いました。また、自転車以上に車は止まれないので「危ない」と思ってブレーキをかけても止まるまでに時間がかかります。自転車での事故は歩行時よりも怪我のリスクが高いので交通ルールを守ることは大原則だと思いました。とくに事故の際、こちらが交通ルールを守っていなかった場合、過失の度合いも変わってきます。きちんと交通ルールを守っていれば保険金もいただけますが、こちらが信号無視をしていたり横断してはいけない道を渡っていた場合は減額されることもあると思います。ルールをきちんと守ること。事故を経験してからこれまで以上に気をつけるようになりました。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

事故に遭遇してやっておいてよかったことは、その日に警察署に行ったことです。実況見分に立ち会えなかったですが、被害者、加害者両者の意見が食い違うので警察官に自分の意見も伝えておくことは重要です。保険会社も警察が出した公式の書類をもとに保険金などの計算をするからです。あまり重症だったり入院するとそういうわけにも行かないと思いますが、加害者側に任せきりにせず警察と連絡をとっておくことは重要です。
また、たまたま通院している大学病院が近くにあったのでそこに搬送してもらえましたが、日頃からどこにどんな救急の病院があるか知っていると安心かなと思います。病院側も受け入れられるかはその時で違うので必ずしも希望通りに行くとは限りませんが...。
やっておけばよかったことは、社会保障などのことをその頃わかっていなかったので、休業した分の賠償請求などをできることなどきちんと知識を持っておけばよかったです。

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