自身が突発的な交通事故に巻き込まれての教訓

立体駐車場の出口である料金所で順番待ちをしていたら前の車が突然バックで突っ込んできて衝突しました。
こちらの車は前のバンパーが大きく歪んでしまいました。相手の車は後ろのバンパーが歪んで走行に支障が出ていました。

商業施設の映画館で映画を観終わって帰宅する途中の出来事です。
立体駐車場の出口である料金所で順番待ちをしていると前の車が突然バックし始めてこっちに突っ込んできました。
避けようにも後ろにも車が居たので避けられずそのまま衝突してしまったという事故です。
どうやら前の車は駐車券を紛失してしまったらしくパニックに陥ってしまい駐車券を探しに戻ろうと車をバックさせたようでした。
若い女性の運転手は非常に混乱しており訳が分からないといった状況。こちらも何が何だかわからずどうしてよいのかわからない状況です。
とりあえず他の車が立体駐車場から出るのに邪魔となるので車を動かしましたが相手の車は後ろのバンパーが歪んで走行が困難な状況でした。
仕方なく私は相手の車を押して動かし警察に通報したというわけです。

とりあえずパニック状態の相手を落ち着かせるためにこちらは大きなケガはないと説明しました。
そして今からこちらが警察に連絡して来てもらうと了承してもらい通報しました。警察が来るまでしばらくの間、こちらも落ち着く為に缶ジュースを買って飲んだり家族に連絡して事情を説明したりしました。相手の女性も大きなケガはなさそうでしたのでとりあえず邪魔にならないようお互い歩道でおとなしく待ちました。
その間にお互い保険会社にも連絡しお互いの連絡先も交換して警察の到着を待ちました。とりあえずこちらは悪くないはずだと思う反面、警察からどんな風に判断されるか不安でしたので詳しく事情を説明できるように頭の中で何度も話を整理していました。

事故に関しましては相手は保険会社に一任という形で解決しました。
ただ事故証明で次の日に仕事を休んで事故を起こした地元警察を訊ねたので全く任せきりというわけでもありませんでした。
そしてもちろん病院にも行きましたし相手の保険会社の担当と何度も電話でやりとりして書類を送ってもらったり書類を書いたり申請したりでなかなか大変でした。
何かと証明や手続きが必要でしたがここでこっちが面倒だと投げてしまっては無意味なので仕事を休ませてもらい手続きを済ませました。
事故直後は興奮のせいか特に痛みを感じなかったのに緊張がだんだんと解けていくとなんとなく首やあちこちに痛みを感じましたので通院や診断書の作成をお願いしたりやる事は多かったです。

事故後は車間距離を大袈裟と言えるくらいにとるようになりました。
こちらがいくら気を付けていてもいきなり事故に巻き込まれる可能性があると思い知ったので少しでもリスク回避の為に用心と注意するよう心掛けています。
あとどんな状況に陥っても決してパニックを起こして慌てたり突然バックしたり状況確認を怠らぬよう気を付けるようになりました。
もしかして下手をすると今度は自分が事故を起こして加害者になってしまう可能性もあるのだと思うと決して気を抜いて車の運転は出来ません。それに事故を起こして警察を呼んで現場検証などした日にはものすごい時間がかかってしまって大変な苦労になってしまいます。事故は起こしても巻き込まれても散々でしかないのでもう懲り懲りです。

今考えるとこちらも保険会社に一任すればよかったと思います。
こちらも保険に加入していたのですが気が動転していたのか全部自分で手続きしたり処理したりしてしまいました。
これでは日頃から何の為に保険に加入しているのやらです。自分で動くにしてもせめて連絡を取ってアドバイスなりを受けていればもう少しスムーズに労力も少なく解決できたのではないかとちょっと後悔しています。やはり日頃から面倒くさがらずに咄嗟の事故に備えて契約している保険会社の連絡先を携帯に登録しておくなり事前の準備が大事だとつくづく感じました。もちろんの事ながらもし境遇が逆ならこちらが原因で事故を起こしていたかもしれないので転ばぬ先の杖ともいうべき保険会社への加入は本当に重要だなと思いました。