納得のあまりできなかった交通事故とその後の示談

住宅街なのでそんなにスピードは出してなかったのですが、少しうねった道で中央線がなく植木で前方左側が少し見通しの悪いところでした。突然原付が中央線を越えてこちらにすれ違いに突っ込んできて、私はよけようと左にハンドルを切りましたが少し遅かったのか、私の運転する車の右側後方に相手側の原付が当たって転倒。私の方には車ともにダメージゼロでした。

その少し前、私は赤信号で止まっていて青になったので発進。見通しがよくないこともあってスピードは上げずに進んでると、結構なスピードで前方左から原付バイクが接近してきました。中央線がない住宅街の道路だったのですが明らかに相手が中央を越えて（スピードの慣性もあって）すれ違おうとしたので、当たる！と左によけようとしたのですが私の車の後ろタイヤあたりにぶつかって相手は転倒しました。時間が朝だったので、私も相手も通勤の途中だったこともあり、相手は急いでいたのかもしれません。道路に残ったタイヤの跡も、相手のバイクのものが道路中央に残っていたので相手のスピードが速すぎたことが主な原因だと思います。タイミングも最悪だったと思います。

まずは車を脇に寄せて停め、相手のケガがないか、大丈夫か、確認のため車を降りて相手のところに行き声をかけて警察を呼びました。相手の方の意識はあったので、まずはどの部分が痛むのか、救急車を呼んでいいのか（結局すぐに呼びました）、ご近所のかたも出てきてくださったので、警察と救急車に場所の確認などをお願いしました。
そのあと保険会社と主人、あと勤務先にも連絡をいれて、事故に遭ったこと、どのような状況で自分の状態と相手方の状態などを話しました。警察の方はすぐに来てくださったので、状況の現場検証もその場で行いました。その後、相手の運ばれた病院に行ってケガの具合、連絡先の交換など警察のかたの立ち会いの下に行いました。

保険会社に連絡をして、事故の状況を詳しく話しました。相手の方の保険会社との示談になるだろうということでしたので、おまかせする予定だったのが、相手の方から直接連絡が何度かあって少し戸惑いました。私の方はケガもなく車もキズひとつ残っていない不思議な状態でしたので、主に相手側の損害賠償の話でした。責任の割合の話まで相手の方が持ち出してこられたので、そこは保険会社に一切を任せていることをお伝えしました。明らかに相手側の非のように思えたのですが、そこは私の方が自動車ということもあって、後日７対３と保険会社の方から言われましたがそれで集結するならと承諾しました。相手の方が、医者の診断書を警察に提出しなかったので、人身事故ではなく物損事故で示談が終了し解決しました。

依頼しませんでした。

まず、通勤のルートを変更し、大きな幹線道路を通って仕事に向かうようにしました。どうしても住宅街を通る道は細くなったり曲がっていたり、見通しがよくなかったりするので、自分が気をつけていても相手側から突っ込まれたときなど対処の限界があります。相手が自転車や原付などだったとき、今回のようにどうしても否応なしに自動車側の責任が重くなるので、できるだけ裏道は避けるようにしています。あと、地域によってはいろいろなややこしい事情もあることを聞いて、余計に大きな道路の方がまだ気をつけられる部分が多いと思いました。どのような小さな事故であっても、示談でうまく解決したとしても気分はよろしくないので、事故をまず起こさないことが一番だと改めて感じました。

任意の保険に入っていることはまず必須だと思いました。今回は私にはケガもなく車のダメージも全くなかったので不幸中の幸いでしたが、相手の方が医療費、原付バイクの修理代、その修理している間の代車費用などを請求してきたので、責任の割合が１０対０でなかったにしてもかなりの費用になりました。あと、やはり相手の方の状態の確認と警察への連絡、救急車の手配などどれも欠かすことはできないと思いました。ご近所のかたが場所の説明をしてくださったのはとても助かりました。あと、警察の方の下とはいえ、相手の方との直接の連絡先の交換はいかがなものかと思いました。双方の保険会社の話し合いでということでしたが、仕事中に何度か相手の方からの直接の連絡があって少し迷惑でした。