Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?
6月の夕暮れ時、250㏄のバイクに乗り、国道一号線の二車線道路を大阪方面に向けて、時速50キロで走行していた。すぐ隣を車が走っていた。私は当時17歳で、免許を取り1年数か月経った頃だった。運転にも慣れ、安定して走行中だった。
Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?
6月の夕暮れ時、250㏄のバイクに乗り、見通しが良い国道一号線を大阪方面に時速50キロで走行していた。私は、隣を同じ速度で走っている車がいる事を気にしながら、バイクで直進を続けていた。すると、隣を走っていた車が、方向指示器を出さずに、いきなり急左折をしてきた。あまりに突然の事だったので、私は車をよける事ができず、曲がってきた車の左フロントフェンダー辺りと、バイクのリア後方が接触し、バイクごと転倒した。私はバイクの下敷きになり、転んだ形だった。自分でバイクを起こし、ふらふらと立ち上がったところ、車が停まり、運転手が私の元に駆け寄ってきた。私は擦り傷、打ち身程度で、外傷は見当たらなかったので、運転手に「とりあえず大丈夫です」と答えました。
Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?
私はバイクの下敷きになっていたので、まず自力でバイクを起こしました。接触した車から、運転手が慌てた様子で駆け寄ってきて「大丈夫ですか」と尋ねてきました。私は外傷がなく、擦り傷、打ち身程度だったので、「とりあえず大丈夫です」と答えました。その時、バイクのエンジンはまだかかっていた状態だったので、エンジンを切り、安全な場所まで移るため、近くにあったコンビニエンスストアの駐車場まで手で押して移動しました。車の運転手が、電話で警察を呼び、10分程でパトカーが到着しました。車の運転手は、車の強制保険には入っていましたが、任意保険には入っていなかったので、それを聞いて心配になりました。私は、まだ未成年だったため、親に連絡して事情を話しました。
Q4. その事故はどのように解決しましたか?
接触した車は、車の強制保険には入っていましたが、任意保険には加入していませんでした。事故後、警察署に移動し、車の運転手とバイクに乗っていた私に対して、警官が事情聴取を行いました。バイクは私が入っていた保険で修理をしましたが、車の方は保険に入っていなかったため、自腹でバイクの修理代金を払ってくれました。修理代金を見積もったところ、修理代金が新しいバイクの購入代金より高くなったため、新車購入代金程の金額を相手方から受け取りました。相手方は事故後、すぐに名刺も渡してくれて、保険には加入していませんでしたが、誠実に対応してくださったと思います。しかし、やはり万が一のため保険には加入しておいたほうが良いと思います。
Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。
バイクに乗りながら、いつも危険予測をするようになりました。「もしかしたら車が左折をしてくるかもしれない」「もしかしたら車が急に寄ってくるかもしれない」「もしかしたら曲がり角から誰かが飛び出してくるかもしれない」等、「かもしれない」という気持ちを常に持って、周りに気を配り、運転するようになりました。とっさの危険を回避するために、バイクの前方、後方だけでなく、左右にも一定の車間距離を空けるよう、注意するようになりました。車に注意するだけでなく、歩行者、自転車等の動きにも目を配り、安全運転を心がけています。時間に余裕がないと、気持ちにも焦りが出て、運転にも影響するので、時間には余裕を持つようにしています。
Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。
私は事故が起きた時、自分が加入している保険会社の電話番号が分からず、家に電話して、家族に保険会社の電話番号を調べてもらいました。時間がかかり、手間取ったので、あらかじめ携帯電話に保険会社の電話番号を登録しておけば、慌てずスムーズに連絡する事ができると思います。現在はドライブレコーダーを、車に付けている方が多いですが、バイクにもドライブレコーダーを付ける事をお勧めします。相手方と意見が食い違いが起こったり、警察に報告する際、かなり有効であると思われます。最後にこれは一番やっておけばよかったと思った事ですが、今回自己判断で病院に行かなくても良いと思い、病院にすぐに行かなかったのですが、後々後遺症が出てきたりする事もあるので、まず病院に行くことが大切だと思います。自分がもし相手に怪我を負わせてしまった場合で、相手が大丈夫だと言っても、病院に行っていただくよう強く勧めようと思います
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