気分の乗らない時には、クルマにも乗らない

気づいたらガツンと鈍い大きめの音を出してぶつかっていた。
ファミリーレストランの駐車場でお店の大きな窓から食事を楽しんでる人達がみんな私の方をみていた。
店の中から若い女性2人が出てきて私の所にやってきた。

雨降りの夜。その日は以前から会社仲間とカラオケに行く事を約束していました。
当日になって朝から気が乗らなかったので誘いを断ろうと思ったのですが、ドタキャンするのも悪いと思い時間ギリギリに家を出ました。
当時、眼鏡も変えたばかりで、度数がまったくあっていなかったみたいで視界が非常に悪い中、お店に向かっていました。
カラオケ店の場所をきちんと調べておらず、迷いながら目的地周辺に着きました。
ファミリーレストランと目的のカラオケ店が併設してあり間違えての駐車場に入ってしまい、時間も遅れていたため急いでいで切り返そうとバックしたらぶつかってしまいました。
相手の車は無人で駐車してあった為、100%私が悪い。
ぱっと見はお互いの車何も変わりありませんでした。

私はどうしたら良いかわからずにぼっとしてしまいました。
そしたらすぐに店内から食事中の女性2人が私のもとに来て、警察を呼ぶと言ったので私は謝罪し彼女達が呼んだ警察を待つ事にしました。
警察は到着まで20分ほどかかるとのことでした。
その間、被害者の友人がやたら事故処理に詳しく、何から何まで指示をしてきました。
相手の方は親切そうでしたが、2対1の状況に怖くなりました。
私はショックで頭が回らなかったため、悪いのは自分なのは分かっていますが損はしていけないと思い、ひとまず旦那に連絡し、どうしたらいいのか指示を仰ぎました。
そして冷静を少し取り戻し、保険会社へ連絡をしました。
あとは、お互いに名前や連絡先を交換をしたり、車の外傷の確認をしたりしていました。

当初、ぱっと見は外傷があるかどうか分からないくらいだったので修理費が少額で済むだろう思っていたので、それなら自分で払おうと思っていました。
しかし、相手の車の修理がなかなか終わりませんでした。
結局、相手の車は１ヶ月ほど修理に出されており代車代等もかさんできたので保険会社に全てをお願いしました。
ただ、ぱっと見何もなかったので私は納得できませんでした。
保険会社に相手の車の修理工場へ行っても大丈夫か確認してもらったところ、承諾を得られたので修理工場へ赴き、実際に担当者に車を見せてもらいながら説明を受けました。
そしたら、衝突の衝撃でフロントのバンパーが押されそれに伴い、ヘッドライトも歪んでしまったようでそれを治すために時間とお金が結構かかるとの事で納得し保険会社をつかいました。

依頼しませんでした

気持ちが落ち込んでいる時や乗り気でない時は、なるべく運転しないようになりました。
また、目的地がよく分からない場合は下調べをするようになりました。
あとは視力。事故後もう一度眼鏡屋に行ったら、度が全く会っていなかった為、度数変更に出しました。
事故後はとにかくバックが怖くなってしまいましたが、非常に時間をかけたら慎重にバックするようになりました。
あとは時間に余裕を持って家を出ることも気をつけるようになりました。
また極力、車に乗る機会を増やさないようにしようと思い、歩いて行ける場所は歩いて行ったり友達と相乗りできる時はお願いしたり、ついでに用事を済ませれるようにしたりととにかくリスクを減らす努力をしています。

当たり前ですが、とくに女性は苦手な方が多いのではないかと思うので保険の内容をきちんと理解しておいた方が良いと思います。
当時、私はまだ若く父親に車両保険については任せ切りでしたが名義は親ではなく少々高くても自分にしておいたほうが良かったと思いました。
なぜかというと、ちょうど事故と結婚のタイミングが重なったので新しく保険会社に乗り換えようとした時に、名義変更が非常にややこしかったです。
そして、事故に遭った時に焦ってしまいましたが後々、自分を納得させるためにも事故当時の車の写真を自分でもきちんと撮っておくべきだと思いました。
あとは保険会社の人と普段から小まめに連絡をとり仲良くなっておくことと。同時に車屋とも仲良くなっておくことです。