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飲酒でバイクの運転でまさかの重体意識不明からの生還

  • 投稿日付 : 2017.05.13
  • 投稿者 : かずさん(30代女性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

バイクに乗っていた私が右折できない場所で急に右折し、後ろから走行してきた10tトラックに追突されました。
運転していたバイクはトラックの下敷きになって見つかったのですが、幸い私は手を離し飛んでいったことで一命を取り留めたようです。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

20代前半の頃、深夜バイト仲間と友人宅で飲んでいた時に、お酒が無くなったので買い足しに行こうと飲酒していたにも関わらずバイクに乗って買い出しに1人で出かけました。
買い物を済ませた帰り道に少しでも早く帰ろうと右折できない道を右折しようとした際に事故に遭いました。

トラックの運転手の方がすぐに救急車を呼んでくれたことと、私がバイクから手を離したことで一命をとりとめたと言われましたが、私はその事故の前後の記憶がいまだに全く無く、気付いた時は病院の集中治療室のベッドにいました。
深夜の事故で、急に呼ばれた両親や家族はとても驚きと不安な時間を過ごしたと思います。親になった今、本当にひどいことをした娘だと思っています。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

私は意識も無く学生の時だったので、保険やトラックの運転手の方との対応は父に任せていました。
聞いた話では示談で済ませ、運転手の方も仕事中での事故だったのですが、私が悪い事故だったのですぐに仕事に復帰してもらえるように警察の方に連絡をしました。
トラックの方もスピード違反とは後日聞きましたが、それでも悪いのは私だと思います。

事故以降、約1ヶ月入院し損傷を受けた足の治療とリハビリに専念しました。治療は足に金具を貫通させたり、ボルトを埋め込んだりと辛いこともありましたが、経過は順調でボルトも抜き自分の足で歩けるように復活できました。
また、歯も数本無くなってしまったので、退院後インプラント手術や経過観察などで数ヶ月歯科にも通い続けました。事故から10年以上経過した今でも歯科には定期健診で通っています。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

父からは示談で解決し、トラックの運転手の方も仕事復帰できたと聞いています。
父が加入してくれていた私の名義の保険のおかげで、多額のお金を支払うことは無かったと聞いています。

事故自体の解決は早かったかもしれませんが、体と心の傷は長く残りました。
そして、治療にも時間がかかった上、今も運転はできないようになりました。

もちろん命が助かったことが何よりですが、事故は物理的な解決だけでなく体と心の治療も重要だと分かりました。
退院後も自分がしてしまったことの重大さを思うと、事故以降何度も泣いては親を困らせていました。

また、事故から数年は事故を起こした日は無気力になり何も手がつかない時期もありました。
自然と時間が解決してくれた部分も大きいのですが、やはり忘れられない出来事です。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

依頼しなかったと聞いています

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

事故を経験してから、免許は更新せず、車もバイクも一切運転しないように決めました。
不便はあるかもしれませんが、私の場合事故の恐ろしさの方が勝っている上、加害者だけでなく被害者になり得ることを考えると徒歩か自転車で充分です。
子どもを出産したので、やはり子どもとの外出時は車にも気をつけますし、一緒に自転車で出かけるときはベルトをしっかり閉め手もレバーをしっかり持つように行っています。
誰かも運転で車に乗せる時はチャイルドシートに必ず乗せるようにしています。

自分が経験した事故ですが、同じ思いを私ももうしたくないですし、子どもにもして欲しくありません。
自分と家族を守る上で出来ることはしていきたいと思います。

また、事故以降は臓器提供の意思表示カードを携帯しています。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

やはり飲酒しての運転だったので、買い出しは歩いていくか1人ではなく友人と行けば良かったと思っています。
また、父が保険に加入してくれたことで助かったことも多かったので、社会人になってから私自身で保険を探し加入するようになりました。
当時は携帯電話が少しずつ普及してきていた頃でしたが、現代であれば携帯電話の緊急連絡先などに何かあった時に連絡をして欲しいリストをまとめて分かりやすくしておくのも良いと思います。
ただし、携帯電話は事故で潰れてしまう可能性もあるので、紙面や携帯できる何かがあれば良いかと思います。

この事故では幸い一命をとりとめたので良かったのですが、もし万が一の場合を考えると臓器提供の意思表示カードを携帯し、自分の体を誰かの役に立てればと思っています。

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