わき道からの左右確認不足の車にはご注意を

片側１車線の道路を走っている時でした。左右にわき道がありそのわき道は一旦停止の表示があります。そのわき道から一旦停止無視と左右確認を怠った車が出て来て私の車にぶつかりました。私の車は弾かれてビルに激突したという事故です。

事故にあった時は会社に行く通勤途中でした。

いつも通る少し抜け道のようではありますが片側１車線で脇には会社が立ち並ぶ道でした。そして左右にはわき道が何本かあり、朝は何台かその道から出てくるのを今までにも何回か見ていました。

私は30キロくらいで主要な道路を走っていると左側のわき道から車が出てくるのが見えました。少し速度は緩めましたがまさか出てくるとは思わずそのまま通過しようとした時、車が出て来たのです。

一度は軽く止まったようには見えましたがなぜか左しか確認せず出て来たのです。私はその車に対して右側から来ていたので見えるはずもありません。そのまま私の車の左側の後部座席にぶつかりました。

私の車は弾かれて反対車線を通り越し脇のビルにぶつかりました。

私の車はビルにぶつかり前方部分がぐちゃぐちゃになってしまっていました。私も腹部を強打していましたがとりあえず外に出ました。
するとその様子を見ていた事故の相手が私の無事を確認したのか車に乗り込もうとしたのです。私は必死にそれを阻止して、免許を提示してもらいました。

私が激突したビルの方に事情を説明し場所を借りて色んなところに電話をかけました。

まずは警察に電話をし事故の場所と状況を説明しました。その間事故の相手が逃げないようにビルの方が見ていてくれたように思います。

その後各々の保険会社に連絡をし今後のやりとりなどを説明してもらいました。

10分くらいで警察が来て現場検証を行いました。その日はそれで終わりでしたので私は病院に向かいました。

私の車はぐちゃぐちゃで廃車となりました。私も腹部を強打したことによる打撲と首のムチウチと診断されしばらくの間通院していました。

事故の過失としては、相手側の一旦停止無視と左右確認をしなかったということが認められ、相手側に過失があるとなったのですが、私も停止していたわけではないので8:2の過失割合となりました。

私の通院の治療費や慰謝料などが請求できましたのでそのことも含めて全部保険会社に一任しました。

その後、相手の保険会社から何度か電話がかかってきました。その内容としましては、現在の治療の様子とケガの治り具合などを確認されました。

最後に私のケガが治りそれを報告したところで示談ということになり、慰謝料や治療費などが決定し振り込まれました。

この事故以来しばらくの間は、事故現場の道を通るのはやめました。今は普通に通っていますがそれでも車が出てきた道は注意しています。その道にさしかかる時はスピードを少し緩めたりしています。警察からも注意を受けたのはわき道から車が出てきそうな時はスピードを緩めていつでもブレーキを踏める準備をしておくようにということでした。一旦停止があるからと言ってそれをこちら側が信用してしまうといけないということでした。

それ以来私はわき道からの車には特に注意しています。

また高齢者のドライバーにも注意しています。
私の事故の相手も高齢者マークをつけた高齢者でした。本人も言っていたのですがやはり歳をとると判断力が鈍るだけではなく、経験的に勝手に大丈夫と判断してしまい確認を怠ってしまうことがあるようです。

私がやっておけばよかったと思ったのが、ロードサービスです。私は当時ロードサービスを契約していませんでした。

事故によって私の車は動かなくなってしまいました。事故を起こしたところが会社だったため、長く置いておくのは申し訳なくいち早く動かしたいと思っていましたがロードサービスを契約していなかったためレッカー車を呼べなかったのです。

私の友達に板金屋さんがいたためその方に連絡し牽引車で事故現場に来てくれました。私は体も痛いし早く病院に行きたいのに結局車を運び出すのに2時間近くかかってしまいました。たまたま来てくれた友人に助けられましたが、ロードサービスを契約していればもっとスムーズに処理されたのかなと思いその後は保険会社の特約でつけてもらいました。