Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?
雨が降る夕方で、自分も含めてヘッドライトをつけるかどうか迷う車が多いような状況でした。国道で比較的大きな通りであり、普段であれば街灯などで明るいのですが、その日は薄暗く、ヘッドライトをつけても、雨なので光が乱反射してしまい、あまり視界がよくなるような印象はありませんでした。
Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?
片道2車線(対向4車線)の道路で、右側の車線を70~80㎞/hで飛ばしていました。その日の日中、意中の女の子と仲良くなれたこともあり、気分がハイになっていました。そのため、いつもよりもアクセルを強く踏んでいることに気付きませんでした。また、周りも薄暗く、スピード感覚が鈍っていたことにも気づきませんでした。右折レーンがない交差点で、前方に右折待ちの車が止まっているのに気づかず、「青信号だから…」とそのままスピードをあまり落とさずに交差点に進入しました。前方の車のウインカーが、雨で若干見えずらかったのも事実です。ちょうど、前方の車に対して40mくらいのところで右折待ちをしていることに気付き、はじめは左車線にすり抜けることを考えてバックミラーを見たところ、並走している車があり、断念して急ブレーキを踏みました。しかし、雨で濡れた路面ではブレーキが利かず、前方の車に追突してしまいました。たとえ、晴れた日であってもブレーキを踏んだタイミングが遅すぎたため、制動距離を考えても追突していたのではと振り返ります。
Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?
まずは、追突した車のドライバーの安否を確認しに行きました。50代の会社役員の方でした。安否を確認した時点では、とくに大きなけがを負っている様子はなく、多少ほっとしました。慌てる私に対して、多少不機嫌ではありましたが、落ち着くように声をかけてくれた後で、警察に電話するように言いました。パニックになっていたので、その方の指示に従う形で警察に一報を入れました。その後、親に電話を入れました。親から保険会社に電話を入れてもらっている間に、警察が到着しました。時間にして、事故発生から5分くらいだったと思います。警察の方と事故の様子などを話してから、相手の方と名刺を交換しました。車の損傷が激しく、相手の方が救急車で運ばれていくのを見送った後、レッカー車が到着するのを待ちました。
Q4. その事故はどのように解決しましたか?
事故直後に親に連絡を入れ、親から保険会社に第一報を入れてもらいました。警察の方と事故の様子について一通り話し終えた直後くらいに、保険会社の方から電話が入りました。質問されることに答え、不明点はその場で相手の方や警察の方に教えてもらいました。翌日以降の対応は、保険会社に一任しました。相手の方も保険会社に一任していたと思います。保険会社間で話が進んでいましたが、時々保険会社の担当者から、事故の様子などについて確認の電話がありました。思い出せる範囲で答えました。最終的に事故の一切が解決したのは、1か月程度かかったような気がします。相手の方が全治2週間のけがを負われたため、人身事故の扱いとなりました。
Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。
嬉しいことがあっても浮かれないように気を付けるようになりました。たとえ、いいことであっても悪いことであっても、運転する前の出来事によって、ハンドルを握る際の精神状態が左右されないように気を付けるようになりました。また、当たり前のことですが、ヘッドライトを早めの時間から点灯するように心がけています。事故を起こした当日のような雨の夕方はもちろん、晴れている日であっても、自分自身が視認しやすくなるだけでなく、相手に自分の位置を早めに知らせたいという気持ちから、ヘッドライトの早め点灯に気を付けています。あとは、慣れている道路であっても、スピードを出しすぎないように慎重な運転を心がけるようになりました。
Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。
事故を起こしたときに自分が何をすべきか、そもそもが分かりませんでした。たまたま、相手の方が落ち着いて何をすればいいのかを教えてくれたこともあり、とても助けられました。保険に加入していることさえ、事故直後はパニックで忘れていたくらいです。そのため、事故を起こす起こさないにかかわらず、事故を起こしてしまったら自分が何をすべきか、行動のフローチャートみたいなものを車検証のところに入れておくなどの準備をしておけばよかったと思いました。何をすべきかが一目で確認できるだけでも、事故直後であっても冷静さを取り戻すきっかけになると思います。また、やっておいてよかったことは、事故直後のパニック状態でも相手の方の安否を真っ先に確認できたことです。
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