横断歩道を無理に横断しようとして車にはねられる

その日私は、若干イライラしていて、マンションの前のコンビニで買い物をした後、信号を待って横断すべきところを、信号が変わるのを待たずに渡り始めました。夜間で交通量も多く、何とか渡ろうとしましたが、車をよけきれず、轢かれました。

横断歩道で信号が変わるのを待っていましたが、待ちきれずに渡り始めました。夜間で交通量も多く、何とか渡ろうとしましたが、車をよけきれず、轢かれました。もし、戸津路上に人がいた場合、車にはよける義務があるわけですが、(歩行者の保護）夜であったことと、交通量が多く、スピードを出して走る車が多いことで、車を運転している人からすると、突然人が目の前に現れたわけですから、よけれなくて当然でしょう。プライベートでイライラしていて一刻も早く家に帰りたい一心で、少しだけ待てばいいものを、信号を待ちきれなかったことが、最大の原因です。何台か車をやり過ごし4車線の道路の3車線までは車をよけました。4車線目でよけきれず轢かれました。

車に引きずられて、車の後輪が左足の上に乗っかていたので、まず、それをどかしてもらいました。そして、安全な歩道へ移動しました。歩道へ移動すると、どこからともなく怪しいおじさんが近づいてきて、保険会社のいう事を聞いてはいけないなど、アドバイスをくださいました。私を引いた運転手の方は救急車を呼んで、そのあと、警察に取り調べを受けたようですが、私は人生で初めての救急車に乗っていたので、詳しくはわかりません。救急車に乗ると救急隊員の方が意識があるかどうか、何度も確認してきたので、逆に怖くなってきました。病院に行って一通り検査をしていただきました。左足の裂傷(切り傷)が一番大きなけがでした。入院せず、大学の先輩の車で家に戻りました。

基本的には保険会社に一任しました。治療費と病院に通うためのタクシー代、休まなくてはならなくなったアルバイト代などをいただいたと思います。車の運転手の方は病院と自宅と2度、訪ねてきてくださいました。後は、保健会社の人が治療が終わったころに来て、一通り説明をして、了承を得たという事で、帰って行かれました。後日、指定の口座にお金が振り込まれました。今考えてみると、学生でしたが、週5でアルバイトしていたので、タクシー代を負担できましたが、お金がなければ病院にも行けず、かなり困ったことになっていただろうと思います。大学への通学に苦労しましたが、お金に換算できないという理由で取り合ってもらえなかったです。

依頼しませんでした。

道を渡るときは確実に安全を確認してから渡るようになりました。しばらくPTSDのような症状が出て、夜、道を渡るのが怖くなりました。車のライトが見えると、足がすくむというかすごく遠くても体が拒否反応を起こすというようなことがありました。しかし、月日が流れるにつれて、症状は治まっていきました。道を渡るときは完全に車が停車してから、信号がない場合は車が全く見当たらない状態で渡り始めるように自然になりました。また、自分が車を運転するようになってからは、街中では歩行者に気を付けるようにしています。しかし、やはり夜道では、突然、歩行者に飛び込まれたらよけれないだろうなと思います。道を歩くときも、車を運転する時も気を付けるようになりました。

お金はある程度、貯金しておいた方が良いと思います。事故を起こした相手にもよりますが、治療費を自己負担した後、治療が完全に終わってから、保険によって求めて渡される場合もあると思います。ということは、自己負担できなければ、、病院で治療することが出来ません。従って、保険によって充当されることもありません。保険加入者は知らないと思います。つまり私の場合、車を運転していた運転手さんですね。運転手さんの保険で治療費は賄われたわけですが、保険の加入者はあくまで運転手さんで、私ではありません。従って、保険会社としては、運転者さんに良いように、負担がないように処理するわけで、被害者への配慮は全くされないといってよいと思います。