３台の玉突き事故。娘も同乗していた怖い事故

片側一車線の道を走行中、信号のないＹ字路を入っていこうとする車が１台いました。その車はとてもゆっくりと進んでいたので、私は少し停車して、その車が行くのを待っていました。そのときに、後ろから追突されました。

娘の歯医者の帰り道、片側一車線の道を走っていました。信号のない、脇道にそれるような道がたびたびあるような１本道です。信号のないＹ字路を入っていこうとする車が１台いて、その車はとてもゆっくりと進んでいたので、私は少し停車して待っていました。するとそのときに、突然うしろからドンっと思いっきり押されるような衝撃をうけました。子供も助手席に乗っていたので、とっさに私は、左手で子供をかばうように手を出していました。衝撃を受けた直後、とっさにバックミラーで確認すると、真後ろに車がいて、追突されたことがわかりました。降りてみると、反対側の車線にもフロントがつぶれた車がいて、玉突き事故だったんだなと思いました

まずは、子供の無事を確認しました。子供に気持ちの悪いところはないか、ぶつけたところや痛いところはないかを聞きました。その後、子供には車で待っている様に伝えて、私だけ車を降りて、けが人がいないかを確認しました。相手方の人たちの無事を確認し、誰が警察に電話するのかを決めました。警察へは加害者の方が連絡をし、被害者の私ともう一人の人は、保険会社にそれぞれ電話をしました。警察が到着するまでの間にそれぞれの車のナンバーを控えたり、携帯の番号をお互いに交換したりし、いつでもお互いに連絡が取れるようにしようと努めました。またこの事故が原因で第二の事故が発生しないように、警察が来るまでの間、車の誘導や発煙筒のようなものを置いたりしました。

この事故は、保険会社に一任しました。私の担当の保険会社の方と、相手方の保険会社の方とやりとりをしてもらいました。私や加害者・もう一人の被害者の方とは連絡先をとれるようにはしましたが、一度も連絡を取り合うことはありませんでした。ぶつけられた車は、後部座席がつぶれており、修理に３週間くらいかかってしまいました。追突されたので、首すじに鈍い痛みがあり、すぐに病院で検査をうけました。子供は痛みを訴えてくるようなことはありませんでしたが、念の為レントゲンをとってもらったり、痛み止めを処方してもらいました。車は、修理すれば治りますが、体は、今でも天候によっては鈍い痛みがでるようになってしまいました。事故は解決していますが、体は一生直らないと改めて痛感しました。

依頼しませんでした

今回の追突事故で、シートベルトを着用していて本当によかったと思います。娘も同乗していたので、もしも昔のようにシートベルトの規制がゆるい時代に起こった事故だったら、頭をフロントガラスにぶつけ、娘は外に飛び出してしまったかもしれません。改めてシートベルトの着用の重要さを再認識しました。
また、後方のことをまったく気にしていなかったので、なるべく後方もバックミラーで確認するようになりました。私にとっては、防ぎようがなかった事故ですが、せめてバックミラーで後続車の確認をしていたら、何か気づくことがあったのでは、と思うこともあります。また、こういう事故の体験談を度々思い出しては、気をつけよう。あの時は怖かったと思うようにしています。

保険会社にはいつでも連絡が取れるように携帯に登録しておいてよかったです。あらゆる車のトラブルに対応してくれるので、登録したことでとてもスムーズに連絡をとることができました。また、携帯の充電を車でもできるようにしておいてよかったと思います。もし携帯の充電がなければ、連絡先もわからずとても時間がかかってしまったと思います。
事故の現場検証などにはとても時間がかかるので、あらかじめ当人同士で連絡がとれるように携帯・名前の交換をしておいてよかったです。可能であれば、事故の様子を写真にとっておいたり、自分の車の破損状況を写真に収めておいてもよかったかなと思います。人の記憶はあいまいになってしまいがちなので、思い返すのにもあった方がよかったなと思います。