ブラックアイスバーンによる交通事故の教訓

　１２月初旬の道東の夕方。昼間はまだ気温も零下ではないので、雨が降りました。
夕暮れとともに気温が下がり、路面はブラックアイスバーン。緩い右カーブでスリップして
反対車線を越えて、深い側溝に横転しました。

　家族で出かけて自宅に戻ったあと、子供を習い事に送るため急いで出かけました。
無事に送り届け、自宅に戻って夕食を作らなくてはと焦っていたのかもしれません。
雨が降り続いた後で、路面はブラックアイスバーン状態になっていました。
　緩い右カーブで減速するのが遅かったのか、ハンドルを取られて左の歩道に接触。ぶつかった反動で反対車線に飛び出しました。
それからはスリップして、ハンドル操作不能になり半回転して、歩道を乗り越えて２m程の深い側溝に横転して落ちました。
車体の上下が逆さまになって止まりました。
自分しか車に乗っておらず、シートベルトをしていたので、衝撃はかなりありましたが、大きな事故には至りませんでした。

　窓が割れたので、そこから車外に出て、一時停止で止まっていた車の方に助けを求めました。
携帯電話をお借りして、まず主人に電話しました。
その車の方が偶然、近所にお住まいの方だったので、一旦自宅まで送ってもらい、主人と別の車で現場に戻りました。
それから、保険会社と警察に連絡しました。
そして、事故の状況などを説明して、レッカー車で車を運んでもらいました。
当日は、時間も遅かったのでそのまま帰宅して、翌日事故証明や修理についてなどの連絡を取りました。
車の破損がひどかったのですが、入院するようｎけがもなく、
軽いムチウチで済みました。いつも通いなれた道で、油断していたのと気持ちの焦りがあったのかもしれません。

　すべて保険会社に一任しました。以前から、少しフロントをぶつけたなど保険を利用したことが何度かあり、
信頼してお任せできる会社だとわかっていたからです。
幸いにも対向車がなく、単独事故だったので、トラブルになることもなく、電話のやり取りでスムーズに対応していただきました。
フロントの破損がひどく、いろいろ相談した結果、事故車は廃車にして、別の車を購入することになりました。
保険会社の代理店を行っているお店で、親切に対応してくれて、そこから購入することになりました。
病院も受診しましたが、落ちるときに体に力を入れて身構えたのか、全身筋肉痛のような状態があった程度ですみました。
他に子供も乗せていなかったので、それが救いでした。

　やはり時間に余裕をもって、準備行動するようになりました。
事故直後は、運転もあまりしたくなく、その場所はできるだけ避けて通るようにしていました。
冬期間は、できるだけ外出は控えて、どうしても必要な用事以外は自宅にいるのが一番の防止対策かなと思います。
外出する際は、天気予報や路面状況に特に注意をするようになりました。
まだ積雪もない時期だったので、路面凍結しているのかわかりずらいので、周りの車と車間距離を十分に取り、
スピードダウンや安全運転に徹底するようにしています。
また、吹雪で視界も悪い時があるのでその時の状況への対応力が大事です。
自分が注意をしていても、相手にぶつけられる時や、冬以外でも鹿が飛び出してくる時もある地域なので、
周りへ気を配る事も大切だと思います。

　保険証券の確認や、保険会社の連絡先を携帯番号に登録しておけば
良かったと思いました。今回は、救急車に搬送されるような事故ではありませんでしたが、
そんな事態もないとは限りません。
いつ交通事故に会うかはわからないので、家族の連絡先や、急な入院などになっても慌てないように
日頃から、家族で確認して準備をしておくのが良いと思いました。
また、急な事態に子度を預かってもらえるような、親族や近所の方などとコミニケーションを図っておくと
いざというときに安心かなと思いました。
それに、車両保険は、なかなか使うときがないので、加入しなくても大丈夫かなと思っていた時もありましたが、
今回の事で、かけていて良かったと痛感しました。