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まさか自分が交通事故に合うだなんて思っていなかった

  • 投稿日付 : 2017.05.17
  • 投稿者 : ぞじさん(30代女性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

夜8時すぎの暗いなか、片側一車線の県道で、車道の左側を自転車で走行していた。横断歩道など何もないところで道路の向こう側に斜めに渡ろうとした。そのとき後ろからスピードを出して走行してきた自動車にはねられた。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

高校生のとき、部活帰りで午後8時過ぎの暗い道を一人で自転車で走行していた。片側一車線の県道はそのとき交通量はあまりなく空いていた。道路の進行方向左側を走行していたが、反対側にあるコンビニに寄ろうと思い、真っ直ぐに見える道路の後ろを確認してから斜めに道路を渡り始めた。前からも後ろからも自動車は来ていないと思っていた。すると、後ろから走行してきた自動車にはねられた。自動車のスピードが速かったことと、真っ直ぐに見えた道路が実はごくゆるいカーブになっていたために、後ろを見ても自動車に気づけなかったよう。車道の真ん中ほどではねられ、反対側の歩道まで自転車ごと飛ばされた。自転車の後ろのタイヤは完全にひしゃげていた。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

歩道に投げ出されて、まず手や足がちゃんと動くか、咄嗟に確認した。壊れた自転車を視界に入れて残念に思いながらも、目立った外傷がなく五体無事なことを確認できてちょっと安心した。わりとすぐに立ち上がると、自動車の運転手である20代の男性が降りてきて無事を確かめにきた。少し話しているうちに、段々と血の気がひいてきて気分が悪くなってきた。運転手は私を乗せて家まで送ろうと申し出て、自動車の助手席に乗るように促した。気分が悪くて視界もぼんやりしてきたので何も考えられずとりあえず乗り込んだところ、事故に気づいた近所の人が止めてくれた。救急車を呼びなさいと運転手に言ってくれたが、運転手も動揺していてなかなか携帯電話を操作することができない状況だった。結局その近所の人が救急車を呼び、私の両親にも電話をしてくれた。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

高校生だったこともあり詳しい事情はわからなかったが、保険会社同士でやりとりしていた覚えがある。一泊入院して帰宅したあと、警察が事情を聴きに家を訪ねてきた。しばらくしてもう一回、今度はこちらが警察署に出向いて事情を話したり、現場の地図を見せられて道路がカーブになっていると説明を受けたりした。相手の証言と食い違いがあったのかもしれない。事故の数日後、運転手の男性がなぜか勤務している会社の上司と謝りにきた。勤務中の事故ではなかったはずだけど、なぜか上司の方がしきりに謝っていた。保険会社に一任し、頭を打っていて後遺症の恐れもあるから、すぐに保険金が下りないようにしてもらっていた記憶がある。後遺症が出たときに保険がきくようにするためだったよう。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

弁護士には依頼しなかった。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

自転車での斜め横断はしないようになった。信号を渡るときも自動車が突っ込んでこないかよく見てから渡るようになった。また、そのときは通っていた高校で交通事故が相次いでいた。でも交通事故に自分が合うわけがないと、よそ事のように受け止めていたことが、事故にあってからわかった。それからはどの交通事故の話も、自分の身に起きるかもしれないという意識をもって聞くようになった。そして自分が自動車の免許をとって運転するようになってからは、走行中の自転車や歩行者は急に進路を変えるかもしれない、ふらついて車道に出てくるかもしれないと警戒するようになった。自動車は便利だけど、走る凶器だという自覚をもって運転しようと今でも心がけている。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

事故に遭遇してすぐは、高校生だったこともあり特に何も考えなかった。ただ、事故で動揺していたのと、相手もかなり動揺してうろたえている姿をみて、思わず「すみません」と謝ってしまったことを、父からそれは言わなくていいことだと教えられた。はねられた側が非を認める発言をしたら、万が一事故の相手が性質のよくない人だったときに大変なことになるということだ。事故にあったら「すみません」ではなく、冷静に警察に連絡しなければならない、と知っていれば、相手が警察にも救急にも連絡しないことを不審に思えただろうと反省した。大人になって、自分が運転する側になってからは、保険会社の連絡先を常に財布に入れて、事故時の手順が書いてある用紙も車に載せている。

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