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私の青春は交通事故で奪われました。三度の手術と辛いリハビリの毎日新聞。

  • 投稿日付 : 2015.08.18
  • 投稿者 : りんごさん(20代男性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

夜中の1時頃、友人が運転する車の助手席に乗っていたら、センターラインを越えて対向車が突っ込んできた。こっちはブレーキ踏んだので、ほぼ止まりかけでスピードは出ていなかったけど、相手はノーブレーキでぶつかってきました。

Q2. 交通事故についての意見や体験談を自由にお書きください。

夜中1時頃、友人が運転する車の助手席に乗っていました。
前方にふらふらしている対向車が見えました。なんだあの車…と思った次の瞬間、その対向車が突っ込んで来てました。
避けようにも、左側は崖だったので避けることが出来ず正面衝突でした。
私の記憶はぶつかる瞬間プツリと途切れて、気が付いたら病院で叫んでいました。
右手の上腕骨折と左足の複雑骨折で、その日から3ヶ月入院しました。
次の日は専門学校の入学式でした。
明日から大好きな事をたくさん学べると期待していたのに、突然それを奪われました。
同級生に置いていかれたくないのに、自分だけ学校に行けない。
ツラくて絶望しかありませんでした。

手術も1年半で計3回行い、そのたびに曲がらない膝と肘のリハビリを毎日泣きながらしました。
本当なら今頃、学校に行って友達とあそびに行ったり彼氏も出来たりしてたのかな。
なんで私はずっと入院してるんだろう…と悲しくて悔しくて。
後遺症が残るのかも分からなくて不安でした。

先生には歩けても正座は出来ないかもしれないと言われていましたが、若かったおかげか正座できるまでに回復。
でも、傷跡は腕に10センチ、足には太ももから膝下にかけてうっすらとですが残っています。
当時は傷も生々しく、お年頃の女の子なのにスカートも履けず、傷を見られるのが嫌で夏でも長袖を着ていました。
本当に辛かったです。
傷は目立たなくなってきたものの、10年以上たった今も膝は痛みます。
歩けますが足は真っ直ぐになりません。
大好きだったテニスも、力がかかると腕が痛くて出来なくなりました。

両親にも沢山心配かけました。

警察の方には、死んでもおかしくないくらいの事故だよと言われました。
事故後の車の写真を見たら、私はどこに居たんだと思うくらい、前面がぺしゃんこになっていました。

相手は居眠り運転でした。

一歩間違ったら、私はここには居なかったのかもしれないと思うと、ゾッとします。

交通事故は起こしてはなりません。
スマホいじりながら、テレビ見ながら、居眠り、飲酒運転、絶対にしてはいけません。
自分だけでなく相手の人生も変えてしまいます。


Q3. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

免許を取り、運転するようになってからは、もし事故を起こしたら他人の人生を左右してしまうかもしれないということを意識して運転するようにしています。車を運転するということは、それだけの責任があると思います。

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