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交通事故は起きてからが本当の闘いになります

  • 投稿日付 : 2015.08.18
  • 投稿者 : 巌窟王さん(30代男性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

新聞配達のアルバイトをしていました。こちらがバイクで国道を右折して走っていたところ、前方から猛スピードで乗用車が突っ込んできました。そのまま正面衝突で乗っていたバイクは吹き飛ばされ、自分も意識不明の重体で病院へ運ばれました。

Q2. 交通事故についての意見や体験談を自由にお書きください。

大きな交通事故が生じると、相手の加害者が加入している保険会社の担当者などが、すぐに見舞いにやって来て、いかにも慇懃な様子で謝罪の言葉などを口にしつつ、こちらのことを気遣うような素振りで話を進めてきます。でも、その甘い言葉に乗せられてしまうと大変な目に遭います。私の場合は、結局のところ、半年以上も入院する大怪我を負ったにもかかわらず、まだ手術さえおぼつかない最初の2週間で急いで示談に持ち込もうとされたので、驚きを通り越してあきれ返ってしまいました。通常は被害者のほうはプロの弁護士などの助けを仰げるような状況が整わないため、百戦錬磨の保険会社の担当者相手に、決して不合理な保証条件で示談に応じてしまうことがないよう、心して臨むことが大切になります。とりわけ、大怪我になった場合は、症状固定と呼ばれる、完全に治療が終わる状況を迎えるよりも前に、絶対に安易に示談に合意して打ち切ってしまってはなりません。事故後は気も滅入りますし、何度も嫌な交渉相手と顔を合わすことがつらくなってもきますが、交通事故は起きてからが本当の闘いです。その後の長い人生を左右する結果になるので、途中で投げ出したり、挫折したりせずに、十分に受けた損害に見合った保証を勝ち取れるまで粘り抜きましょう!

Q3. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

たとえ自分は悪くなくても、一方的に相手が悪いように思える事故でも、残念ながら、現在の日本の法律では、よほどのことがない限りは、過失割合を10対ゼロで相手側に負わせることはできません。ですから、慎重に慎重を期した運転を日ごろから心がけて、愚かな貰い事故にさえ巻き込まれることがないように注意するようになりました。特に交差点では細心の注意を払うようになりました。

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