保険会社による交通事故の示談交渉の能力について

細い道路から片側１車線の幹線道路へ出る信号のない交差点で右折待ちのために一旦停止をしていたところ、右側から低速で走ってきていた原付バイクが車の右前方に衝突し、原付バイクを運転していたお年寄りが転倒した

Ｔ字路で細い道から片側１車線の道路に右折しようと一時停止していたときに、右側から来ていた原付バイクが側面に衝突しました。こちらは停止しており原付側も速度があまり出ていなかったため双方ともにけがなどはなかった様子でしたが一応救急車を呼び、同時に警察にも通報しました。示談交渉などは保険会社とするのでこちらからの連絡はいりませんと相手方から言われたのですが、相手方が後になってあちらが痛いこちらも痛いと言いだし、事故当時無職だったにもかかわらず息子の会社に勤務していることにして給与の保証が必要だなどと言い始めたり相当にごねた様子で、保険会社の担当があまり頼りにならない人であったこともあり示談にかなりの時間がかかりました。

事故後はまず原付バイクに乗っていた人にけががないか確認しました。相手の人が普通に歩けておりすりきずなどの出血を伴うようなけがもなく救急車はいりませんと言っていたのですが、一応救急に連絡しそのあと警察に通報しました。救急車はすぐに到着して相手はすぐに搬送されました。その後保険会社にも連絡しておきました。警察が来るのには３０分以上かかり、簡単な現場検証を行って帰ってよいことになりました。相手の搬送された病院を教えてもらえたのでまず病院に行って状況を確認し、あとは保険会社と交渉するからと言われたので会社に出勤しました。警察が来るのが遅くて現場検証が始まるまでに時間がかかったためかなり遅刻してしまいました。

保険会社と交渉するということだったのでこちらはほぼノータッチでした。事故といっても向こうがぶつかってきたのであり、こちらの非はあまりないようなものでしたのですぐ解決すると思っていました。ただ最初は頼りなさそうな女性が担当であったためか、相手がいろいろごね初め、病院の診断書も軽度の打撲程度のものであったにもかかわらず、腰が痛い、足が痛い、仕事ができなくなった（無職であったのにも関わらず）と言い初め、相手の息子も出てきてかなりもめた様子です。結局かなりの示談金を支払うことになったようで、保険会社の交渉能力を疑うような事態になりましたがこちらからは金銭的な負担等はなかったのでなんとか交渉が終わってよかったと思います。

依頼しませんでした。

車が交通安全に気を付けていて交通ルールを守って運転していても、相手が原付バイクや自転車で無謀な運転をしていてぶつかられるとこちらが全く悪いことをしていなくても車の非が問われることになり不利なため、特に運転には気を付けるようになりました。運転するときには信号のない交差点や自転車の多い道路は極力避けて、できるだけ信号のある道路を走るようにしています。また事故が起きてからお金のためにいろいろとごねるような人もいるようなので保険会社の交渉能力などを考えて保険の選択なども少し気にしています。また自動車でも自転車でも、乗るときには時間に余裕をもってゆっくりと走り無理な運転をしないように気を付けようと思いました。

被害が大きい事故ではなかったため自分の自動車も普通に動く状態だったのですが、もし故障して動かなくなった場合にＪＡＦなどの連絡先は車の中のどこかに保管しておいた方がよいと思いました。その他にも同乗者がいた場合などにタクシー会社の連絡先もあればいいかなと思います。あとは筆記用具をメモ用紙なども入れておいたら便利かなと思います。また保険会社の連絡先に何度か電話をかけたのですが毎回電話に出る人が違うので毎回同じ話をしないと行けなくてとても面倒でしたので担当者名はきちんと書き留めておいた方がよいと思いました。事故にあった時の手順などは運転免許を取るときに習ったような気がするのですが全く覚えていないのでたまに確認しておくとよいと思います。