交通事故から学んだ私のたくさんの教訓たち

夕方から夜にかけて薄暗く視界が悪い時間帯に、農道の細い十字路で出会い頭の事故を起こしてしまいました。あちらが優先道路だったらしく、私の不注意による一時停止線の見落としで交差点に進出し、衝突をしてしまいました。

通勤途上の、農道での出会い頭の事故でした。

年末の仕事の忙しい時期、平日も休日も、そして日々残業もし忙しく働いており疲れがたまる時期でした。その日も残業をし、仕事を終えて40分の帰り道を運転している途中でした。間も無く自宅に着くという時、細い農道を走っていました。辺りは暗くなり、どんどん見にくくなる時間帯でした。そんな薄暗い中、農道内の十字路に差し掛かる時でした。疲れがたまっていたせいか少しぼーっとしてしまい、注意力の低下により一時停止線を見逃してしまいました。その時、タイミング悪くあちらからも猛スピードの車が近づいてきていて、出会い頭で衝突してしまいました。そのまま私の車は田んぼの中に飛ばされ、停車しました。お相手側は、私が止まるであろうという思い込みからスピードを落とさなかったとの事でした。

すごい勢いで衝突し、田んぼに突き飛ばされてしまったので、その衝撃でしばらくは体が動かなかったというのが正直な話です。意識が正常に戻ってからは、すぐ車から脱出し、まずはお相手の方の元へ行って安全の確認をしました。怪我はしているものの、命に別状はないということを確認でしたのちに、すぐ警察と保険会社と自宅に連絡をしました。私は自己の経験があまりなく、どうして良いかわからなかった為、自宅の家族に連絡し現場まで来てもらいました。その後、警察の現場検証に立ち会い話をしたのちに、私とお相手の方は救急車で病院に緊急搬送されました。車に関しては、保険会社の方がレッカーの手配をしてくださったようで、父の見守る中、田んぼから引き上げられ撤去されたようです。

今回の交通事故は、解決までに1年以上かかりました。まずは保険会社に全てお任せしましたが、保険会社同士の話し合いの内容に納得ができなかったようで、直接私宛にお相手の方から電話がかかってくる事もありました。ただ、私の判断では何もできない旨をお伝えし、再び保険会社に一任するという事でご理解頂きました。今回お互い車両保険が対応されましたが、お相手側のお車の価値の評価が思ったより低かったようで、修理費が足りないというお相手の不満から事が大きく発展し、弁護士を付けたりされたようでした。私はそのまま担当の保険会社さんにお任せをしたので、弁護士はつけておりません。併せて、首を捻挫したという事で通院をされたようですが、それが1年近くに渡る長期でした。それらの関係で通常よりも長引いてしまったようです。

依頼しませんでした。

今回は悪いコンディションの中、単なる見落としから始まった事故でしたので、体調を整えることと、注意力をいつも以上に持ち運転することを心に誓いました。事故は慣れてきた頃に小さな不注意から始まるとよく耳にしていました。まさに今回もその通りなので、この経験から学んだことを教訓にし、運転することに責任を持ち、気を張った運転ができるよう注力しました。

まずは日頃の食事、睡眠をしっかり取り、ストレスや疲れが溜まったら蓄積される前に家庭での休息という形で解決しました。それでもどうしてたら運転中に体調が悪くなった場合は無理をせず、途中コンビニやお店で駐車し、仮眠または休養を取ってから帰るようにしました。

あとは、慣れた道でも標識や停止線にはいつも以上に意識を集中し、運転しています。

事故にあって思うこと、それは「自動車保険に入っていて本当に良かった」ということです。本当にこの一言に尽きます。入っていなかったら自分の財産だけではお相手の方への対応はできなかったですし、高額ではありましたが車両保険もつけていたので、全損だった私の車は買い替えの為に大きな費用もおりてきました。プラス10万ほどで新車が買える程おりたので、本当にありがたかったです。毎日通勤と生活の為に使う大切な車でしたので、このお金がなかったら再び入手することはできませんでした。
併せて、保険証券を持ち歩いていたり、保険会社の連絡先を電話帳登録しておいたので、すんなり連絡を取ることができました。また、警察署の連絡先もスマホでしたのですぐ調べてかけることができました。