学生時代に交通事故に、知識がなかったこと後悔しています･･･

私は自転車に乗っていました。
交差点で目の前の信号が青に変わったので自転車を発車させたところ、正面から右折してきた自動車とおそらく視界にはお互い入っていたかとは思いますが接触しました。
自転車の前輪部分の側面が自動車の前側と接触しました。

わたしが中学生の頃に交通事故に遭遇しました。
いまはもう社会人となっていますので、もう10年以上も前のお話ですがしっかりと覚えています。
友だちと遊びに行くため、JRの駅に向かっていました。
約束していたJRの時間も迫っていたため、わたしは急いで自転車をこいでいました。
ですが、駅の目の前の信号が赤に変わってしまい、そこは仕方がないのできっちりと停車し信号が変わるのを待っていました。
青になった瞬間にわたしも急いでいたために、まわりを確認せずに横断歩道をすごい勢いで渡り始めました。
そこに、正面から右折してきた車が止まることなく突っ込んできたのです。
自転車の前輪部分の側面に、その車の前部分が接触し、私は転倒しました。

恥ずかしいことに、そのぶつかってきた相手と話もすることはなく終わってしまいました。
私は事故にあったときにどうしたらいいのか、事故にあった後どういう処理がなされるのか全くわかっておらず、転んだため膝や手は痛みましたがとにかく急いでいる！という頭が働いていました。
ニュースでよく、轢いた相手が逮捕されるといったものを見ていたため、そのことが一瞬頭をよぎりました。
車に乗っている運転手の顔を見ると、防止をかぶった白髪のおじいちゃんでした。
しかもその後ろの座席には小学生くらいの子どもが3人ほど乗っていて、私は何も言えなくなってしまいました。
転倒したので自転車を起こし、そのまま何事もなかったかのように友達が待っている駅に急いで向かいました。

その事故は何事もなかったかのように終わってしまいました。
轢かれて転び、膝や手はたしかに痛みましたが傷ができることもありませんでした。
ぶつかった自転車は、前輪が曲がってしまい、父がその後に修理をしてくれました。
帰宅してから両親に車にぶつかったと話をしましたが、車のナンバーまでしっかりと覚えているわけでもありませんでしたし、警察に話をするといったところまでは至りませんでした。
ですが、いま考えると白昼堂々、私はひき逃げされてしまったというわけです。
当然、私も急いでいて周囲をよく確認せずに飛び出してしまったのは悪かったですが、相手は私の顔を確認してそのまま車から降りることもなく、「大丈夫ですか」と声もかけずに行ってしまたのですから、よく考えたらひどい話ですよね･･･。

依頼しませんでした。

まず、信号が青になったからといって飛び出さないということです。
自転車に乗っていると急いで飛び出してしまいがちです。
車は止まってくれるだろうと思ってしまいます。
ですが、自動車の免許を取得する際にも教官の方がよく言っていましたが「だろう」で行動してしまうのはとても危険です。
車が止まらないかもしれない、人がいるかもしれないという「かもしれない」で行動するように心がけています。
また、自分自身が車の運転免許を取得したことで背後から来る自転車や、やはり特に青信号だからといってすぐに発進しては危険だということを常に念頭においています。
信号が赤に変わっても、交差点に飛び込んでくるような車もあるかもしれないという気持ちをもって運転しています。

車を運転しないからといって、事故にあったときの知識がないと私のようにひき逃げした人を放っておいてしまうといったことになってしまうなと思いました。
私はたまたま怪我はありませんでしたが、逃げた人がもっとひどい事故を起こしても、その人を救助することなく逃げてしまうかもしれないと考えられなかったのはいけなかったなと思っています。
まさか自分が事故にあうとは全く思っていませんでしたので、どうしたらいいのか全くわかっていませんでした。
ですが、中学生であれば理解することはできたはずです。
歩いているときよりも自転車に乗っているときのほうが、事故にあう確立はやはり高くなってしまうと思いますので、自転車に乗り始めた時点でもしも事故にあったら、ということを学んでおけばよかったなと思いました。