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事故発生から示談までと、その経験をふまえて感じたこと

  • 投稿日付 : 2017.03.01
  • 投稿者 : なつさん(20代男性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

自動車同士で追突した。相手方の車がT字路から出てきている途中で、こちらは直進している途中であった。道自体は狭く信号はないところで、こちらが相手方の側面に正面から追突するような形であった。こちらの同乗者には妊婦がおり、相手は1人での運転であった。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

自分は直進していたが、緩やかなカーブでその先にT字路があった。そのT字路に差し掛かる前から既に車が出てきており、狭い道路だったため避けきれずに相手の車の側面にこちらが正面から追突した。相手方は一時停止の標識がありカーブミラーもあったが、こちらが緩やかなカーブで見えにくいこともあり事故の多い場所ではあった。また、自分自身カーブ手前の交差点で減速した後スピードを上げながら一瞬脇見をしたため気づくのがおそくなった。時間帯的には早朝で車や人の通りも少なく、事故の場所も自宅の近くと油断してしまっていたことも考えられる。もちろん直進優先であったが、相手方としては車の頭が大きく出ていたため、こちらが止まるだろうとの推測もあるような様子だった。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

相手の怪我の有無を確認した。すぐに車からでて、相手に怪我がないかを聞き、怪我はないようだったので警察へ連絡をした。道路自体が狭いため事故で塞いでしまう形になり、他の通行車の迷惑にならないようすぐ横の郵便局の駐車場へ移動した。その際道路に大きな車体の部品が残ってしまい、安全に注意しながら撤去した。その後相手方の名前と連絡先を控え、こちらの連絡先も同様に控えてもらい保険会社へ電話をした。そこで保険内容等も確認し、どのような状況で事故にあったのかを説明した。警察到着後はそれぞれに事故の状況を説明するような感じで、ある程度落ち着いてからディーラーとJAFへ連絡し車のレッカーを依頼、ディーラーのもとへ車を運んでもらった。相手方は自力走行が可能であったためそのまま帰宅していき、示談は保険会社を通してということになった。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

基本的には保険会社に一任するような形であった。保険会社の方曰く、自分:相手で8:2から話を進めるとの提案であり、その方向でとお願いした。こちらの同乗者には妊婦がいたためすぐに病院へ受診したが、そちらの負担金についても保険会社が手続きを行ってくれた。解決までには相手方の言い分が事故当時と異なったり、こちらが認識する事実とは異なることがあったためなかなか先に進まない状況であった。車が破損して動かない状態であったためディーラーから代車を借りており、早く示談にしたかったが思い通りにはいかなかった。結局、8:2では進まず相手保険会社の提案で7.5:2.5で示談へと至った。自分の車は修理代が大きくかかったため中古で新たな車を購入することにしたが、全てが終わったのが事故から約一カ月程度かかってしまった。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

気をつけるようになったのは、狭い道路での飛び出しや交差点における車の有無である。また、運転中の脇見はもちろん速度にも注意し、見知らぬ土地でも制限速度をよく確認するようになった。事故ではこちらが直進で相手方に一時停止の標識があったため負担金が少なくて済んだが、もし逆であればと考えると怖くなるため、一時停止は必ず行いカーブミラーや目視での確認を特に行うようになったと思う。事故をしたのは免許を取得して一年が経った頃で運転に慣れてきた時期といえ、運転に慣れるということが怖いなと思った。事故があったから普段以上に注意できることや、事故を未然に防ぐ姿勢というのを身にしみて学習したのだと思う。特に狭い裏道や、信号がない交差点は事故が起こりやすい場所の一つだと認識できた。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

保険会社の担当者との連絡を日頃から密にしておくことや、信頼関係を築くことは大切だと感じた。自分の担当者は親がお世話になった方で、保険に入る際もいろいろと配慮をしてくださった。親との関係があるだけで、自分も安心して任せられるし事故対応においてもこちらの希望を言いやすく、任せやすいと感じた。なるべく希望に沿うように気を使ってくださったので、示談まで大きなトラブルもなく進んだとは思う。やっておくべきだと思ったのは、事故当時どちらが注意不足だったのか明確でなく、自動車同士などの対等な状態が考えられる場合はあまり下手に出ない方がいいと思った。平謝りだと相手が有利な状態で示談が進んでしまうこともあり、明確な責任の判断ができない場合においては責任のなすりつけ合いになりかねない。示談まで時間はかかるかもしれないが、事故対応次第で負担金が変わってくるため大事な点だと思う。

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