保険会社からなかなか連絡が来ないことで、不安な日々を過ごした。

走っていた道から一本それた細い道へ右折しようとしたのですが、右折したい交差点では前の車と右折しようと思っていた道から来る車で突っ込みあいになっていて、やむなく進路変更をして前の車を追い越そうとしたところ、前の車が突然バックしてきて追突されました。

辺りが暗くなってきた午後6時ごろ、1人で買い物に行こうとしていたときに起こった事故だったのですが、まさか前の車がバックしてくるとは思わず、前の車がバックしてきてからも驚いてクラクションを鳴らす暇もないほど急に追突されました。
相手側は「そんなにスピードを出したつもりはない」と話していましたが、私は結構スピードを出していたように感じました。
普段からよく使っている道でしたが、普段はあの日のように混むことはほとんどなく、ましてや突っ込みあいをすることもほとんどないようなところだったのでとても焦りました。
私も相当焦りましたが、追突してきた車を運転していた男性も驚きと「やってしまった…」という表情で車から降りてきました。

まず一番に車を道の端に停めました。
そして相手の車も端に停まったことを確認し、道の端で話を始めました。
「指示器を出していたのに何故追い越そうとしたのか」等と聞かれましたが、指示器は消していたことなども伝えました。

そして次に怪我があるかどうかを確認しました。
お互いの車を合わせて3人乗っていたのですが、全員怪我はありませんでした。

その次は車の傷の程度を確認したのですが、相手側に「これくらいの傷なら保険を使うのもアレだし…」「擦れば消えるよ」等と言われました。
そして警察に連絡せずにその場を去ろうとしていたので、私の方から警察へ連絡しました。
警察署の近くで起こった事故だったからか、警察署まで自分たちで来てほしいと言われたのでそのまま警察署へと向かいました。

警察署で事故の説明をしたり書類への記入を終えたあと、保険会社に連絡して話を進めていってもらいました。
事故をしてすぐの頃は自分が加入している保険会社や、相手側が加入している保険会社から何度か連絡がありましたが、しばらくした頃から全く連絡が来なくなりました。
事故をしたのが秋だったのですが、年が明けて1月半ばになってやっと連絡が来ました。

どうやら相手側が「どちらも悪かったのだから…」と言い、過失割合を半々にしようと言っていたようで、それが原因でずっと保険会社同士の話し合いが続いていたようでした。
私が加入している保険会社からははじめに「この事故なら過失割合は私が３割で相手が７割になる可能性が高い」と言われていたので、その割合で話がつくように頑張ってもらっていました。

普段通る道だからといって油断しないようになりました。
事故が起きた現場も普段からよく通る道だったので、他の道を走っていても常に周りの様子には注意するようにしています。
そして暗くなってきたら狭い道を通らず、なるべく広い道を通るようになりました。
早く家に帰りたいからと狭い道を使ってショートカットをしたりしていましたが、やはり安全第一だと思うので、広い道で安全に走ろうと思っています。
あとはなるべく早く指示器を出したり、道を曲がってすぐにまた交差点がある場合は早めに指示器を消したりするように心がけています。
本当に小さなことがキッカケで起こった事故だと思っているので、小さなことをちゃんと確実にやっていくことで事故を起こさないようにしたいと思います。

免許を取ってもうすぐ1年が経つ頃に起こした初めての事故で、1人でいるときに起こった事故だったのでとても不安で心細かったです。
自動車学校でも教わる事故にあったときにどうすればいいかというものをちゃんと意識することも大切だと思いました。
それと、保険会社の電話番号を知らずに慌てたので、あらかじめ携帯に登録したり車に電話番号のメモを入れておいたりしてすぐに電話をできるようにした方がいいと思いました。
あとは事故に限った話ではありませんが、警察へ電話をしたのが初めてだったのですが、慣れない警察への電話はとても緊張してうまく話せませんでした。
警察へ電話をするときはだいたい緊急の時だと思うので、ちゃんと警察へ電話できるように意識したいと思いました。