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最終的にオレンジジュースで事故を許してしまった

  • 投稿日付 : 2017.03.13
  • 投稿者 : こごろうさん(20代女性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

信号が青になったので自転車をこぎ始めたら渡りきる寸前に信号待ちしていた車の死角からバイクが飛び出し私が飛ばされました。ぶつかった時や飛んだ時の記憶は無く気づいたら横断歩道に倒れていました。ほんとうに突然でした。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

小学6年生の時友達と遊んだ帰り道の横断歩道が赤だったので自転車を止めて待っていましたが早く帰りたかったので青になってすぐ自転車をこいで渡り切ろうとしたら、信号待ちをしていた乗用車の死角からバイクが飛び出し私は吹き飛ばされました。飛ばされた時の記憶などは無く気がつくと横断歩道に倒れていました。幸いにも私を跳ねた運転手は逃げずに対応をしてくれたと記憶していますが、1番感謝しているのはその現場の目の前のコンビニにたまたま医療関係者の女性がいて痛い所はないか意識はちゃんとしているかなどの確認をしてくれたことです。近くにある病院でナースをしている女性なのかな?とその時思えるぐらいだったので幸い私は少しポーッとしているだけで大した怪我はありませんでした。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

周りで見ていた人が病院に電話をしてくれました。ただ私は大きな怪我はしていませんでしたが少し足が痛く動いたり小学生だったので携帯電話をもっていませんでした。その後医療関係者の女性がそばにいてくれて不安になることはありませんでした。その女性に親の連絡先を聞かれそんなに遠出しているわけではなかったので母親がかけつけ、助けに来た救急車に自力で乗り込み近くにある病院まで母と救急車の中はすごいと興奮しながら運ばれたのを覚えています。今となっては非常に地峡な体験をしたなと笑い話になっています。これも大きな怪我が無く、医療関係の女性に助けられ私の意識もはっきりしていたからと思うと自分の運の良さを誇りに思います。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

病院で警察官のおじさんと一対一になり「(バイクの運転手の)おばちゃん許せるか?」と何度も聞かれ最初は「許す…そんな人をひいた人を簡単に許してもいいのか?」と真剣に悩んでしまい、答えられなかったのですが最終的に早く答えなければと焦ってしまい「許す」と警察官に言ってしまった気がします。おばちゃんは夕方ということもあり帰りを急いでいたという理由で赤信号になったばかりの横断歩道を横切ろうと確認する間も無く私に衝突したということだったようで、悪いのは完全におばちゃんでした。急いでいるからと言って赤信号を無視すると事故を起こし早く帰ることはでしないわ、一緒に病院に行き警察官に事情を説明しなければならないわと何倍もの時間と労力が奪われてしまいます。
後日おばちゃんが私にちゃんと謝りたいと病院の前にある喫茶店でオレンジジュースをごちそうしてくれましたか。なんなんだこれは?と思いながらもおばちゃんを許しました。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

自転車で青信号を渡るときでも死角から車やバイクや人などが飛び出してくるかもしれないと、かもしれない運転を考えながら自転車に乗るようになりました。今は車を乗るようになりましたがその時の怖さの様なものがまだ残っているので運転をすることは少し怖いですが、できる限りかもしれない運転で事故のリスクを減らしていければと思っています。自分が被害者、加害者であろうとちゃんと受け止め処置をし謝り真摯に向き合いたいと思います。また一度事故にあった場所の近くに行くと事故のことを思い出し怖くなるのでもうその横断歩道には近づかなくなりました。普段から使う道でもなかったので、それは良かったなと今になって思います。もし毎日使う道ならば今より何倍も辛かっただろうなと思います。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

青信号だからと言って安心して渡るのは低い確率でも事故に巻き込まれる、渡る時は出来るだけ左右の確認をして、夕方は急いでいる人が多いということを事前に知っておけば心の持ちようが違うのかなと思いました。
また警察官からバイクの運転手が飛び出した理由を間接的に聞いておけばよかったなと今になっても思うので、そのは後悔しているところです。ごめんねと言われても「この人本当だろうか?」と思ったところはそこから来ているのかもしれないなと思います。そして自転車で事故をした時、痛い所やちゃんと見えているかの確認は本当に大切なことだと思います。ちゃんとした専門の知識はなくても救急車が来る前に現状を把握して伝えることも大事だとわかりました。

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