Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?
自転車に乗っていて、下り坂に差し掛かったところで車1台分くらいの幅の短い横断歩道があったのですが、雨が急にふってきたのに傘もなく急いでいたので、赤信号の所を渡ってしまった所にちょうど車が横から出てきて吹っ飛ばされました。
Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?
その日は昼まで飲食店のアルバイトに入っていて、いつも自転車で通っていたのですがその日も変わらず、終わってから自転車で30分程の距離を帰っていました。その頃はちょうど美容学校を卒業したばかりで、次の日が国家試験ということで早く上がらせてもらい、頑張れよということで店長がお寿司を握って持って帰らせてくれました。貧乏学生でしたのでルンルンでその袋をハンドルに掛けて、早く帰って練習しようとかなりのスピードで漕いでいたと思います。帰り道は結構な上り坂の後に急な下り坂というルートで、いつも猛スピードで帰宅する危険な若人だったのですが、その日は特に途中からいきなり雨が降り出して、視界がかなり悪かったと思います。下り坂の途中に車1台分の幅くらいの横断歩道があったのですが、急いでいたし気配もなかったので大丈夫だろうと、赤信号だったのにわたってしまったのが運の尽き。ふっ飛ばされてしまいました。
Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?
正直吹っ飛ばされた瞬間は全く記憶がないのですが、気づいたら道路にうつ伏せ状態だったと思います。すぐに車から人が降りてきました。運転していたのはおじさんらしき男の人で、助手席から女の人も出てきたと思います。田舎出身者なのでそれまで事故に遭ったことも、事故に遭遇したことも皆無でしたのでどうしたら良いか分からず、うつ伏せ状態でしばらくボーっとしていたような気がします。車から降りてきた人達に「大丈夫ですか!!」とかなり焦った様子で言われましたが、「大丈夫です。」と言いました。かなり吹っ飛ばされたのに、どうやら骨折などの重傷はなさそうでしたし、実際ちょっとしたら帰れそうでしたので、事故に遭ってまず何をしたかと聞かれると、しばらく自分に「大丈夫か?」問うた後、大丈夫と判断した。それだけの事だったと思います。
Q4. その事故はどのように解決しましたか?
自分自身、この状況をどうすれば良いのか全く判断がつきませんでした。何故かというと、車対自転車の事故に関する知識が全くといって良い程なかったからです。その時は、赤信号で渡ってしまったという後悔でいっぱいでした。頭の中が「赤信号無視!そのせいで事故してしまった!!捕まる!!!」でいっぱいで、とにかくその場から無事に逃げ出したいという思いしかなかったと思います。運転手の方、助手席の方はその時おそらく相当焦っていたと思うし、相当心配してくれていたと思います。「車に乗ってください!すぐ病院に行きましょう!」と言われたと思います。それに対して私は、「大丈夫です。帰れます。」と言ったと思います。かなり驚いた顔をされた記憶があります。解決したというのかどうか分かりませんが、病院へも行かず、警察も呼ばず、何もせず終了したのです。
Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。
まず1番に、自転車で猛スピードで走るのをやめました。それまでにも、事故に遭うまではいかなくても、雨の日に思いっきりスピードを出して急カーブですべって自転車ごと転んで擦り傷を作ったり、人にぶつかりそうになって急ブレーキをかけて自転車ごとひっくり返って顎から落ちたり、軽傷を多々負っていましたが、この時ばかりは大反省しました。今思えば、よくもあんなにボロボロの中古自転車であそこまでぶっ飛ばしていたな、と自分が怖いです。誰かにケガをさせることなく危険性に気付けて良かったなと思います。又、事故に関する本や、法律の本を読んで、当事者になった場合の対応について勉強しました。分からない事で困ることがないように知識を身につけることにしました。
Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。
免許をもっていたらなぁ、とは強く思いました。未だに免許は取得していないのですが、自動車学校で事故に関する事も教えてもらえていただろうと思いますし。でも、それよりも、基本的な日常生活での危険についてもっと大人としての常識を知っておくべきだったいう方が大きいかな、と思います。学校を卒業したばかりでまだまだ学生気分が抜けきれていませんでしたが、自分の身は自分で守るということにもっと早くから気づいておかないといけなかったと思います。具体的には、事故時はどんな状況であれ警察をまず呼ぶべきだったと思うし、見た目何もなくても念の為病院にには行っておくべきだったと思うし、何よりも相手の連絡先も聞かずに何事もなかったことにするなんでどうかしていたと思います。
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