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交通事故を起こして再認識する親のありがたみ

  • 投稿日付 : 2017.04.09
  • 投稿者 : masagistaさん(30代男性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

私が高校2年生だった秋頃。学校帰りに塾に行っていました。その塾からの帰り道、家に帰るためにバイクを走らせていた時、突如道沿いにある本屋の駐車場から車が飛び出してきました。急なことで避けることもできず衝突しました。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

事故に遭遇した道は片側三車線ある大きな通りでした。私は三車線のうちの歩道側(一番左の車線)をバイクで走っていました。車の通りはあまりなく、法定速度前後のスピードを出していたと思います。次の信号が青から黄色に変わりそうな状況だったので、渡ってしまおうとアクセルを回した時、その道沿い、かつ交差点ほど近くにある大きな本屋の駐車場からの車が飛び出してきました。急ハンドルを切りましたが突然のことで回避することもできず、また車の方も避けることができず衝突しました。具体的には、真正面からぶつかったわけではなく多少ハンドルを左に切り、飛び出してきた車の右側面に斜めにぶつかるような形になり私は歩道に投げ出されました。この時にハンドルを左に切っておらず、もし右に切っていれば反対車線に投げだされ対向車にはねられていたかもしれません。それを思うと最悪の事故ですが、最後の最後で最善の選択をしたと思います。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

事故に遭遇し、歩道に投げ出されましたが幸運なことに対したケガはなさそうでした。フルフェイスのヘルメットをかぶっていたことで頭部を打つこともなかったですし、ぶつかって投げ出された瞬間に体を丸めて衝撃を最小限に抑えていたのも功を奏したのだと思います。体に特に異常がなかったためか事故に遭った直後でも割と冷静に対処できました。その証拠として私がまずしたことは持っているタバコの処分でした。私は高校生にも関わらずタバコを持っており、いずれ来る警察や親にこれがバレるのはまずいと思いました。そのため事故で破損したバイクを路肩に寄せると近くにあったコンビニに向かいタバコのにおいを消すためにガムを買い、ジュースを買い、そして持っていたタバコをゴミ箱に捨てました。それから親に連絡をしました。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

本屋の店長さんに電話を借りて親に電話することにしました。車と衝突した、そう私から電話を受けた両親はびっくりしていました。ケガは?大丈夫?そう尋ねるので特に問題ないことを伝えると、今すぐ行くから待っていなさいと言われました。しばらく待っていると両親が現れました。そして母親から後のことはお父さんが全て対応するからあなたはこのまま病院に行きなさいと言われました。大丈夫、どこもケガをしていない、そう訴えたのですが母親は聞く耳を持ってくれず、近くの病院に連れていかれ精密検査を受けさせられました。その病院には事故相手の女性の方も来ていたのですが、私と事故を起こした女性の旦那さんが連絡を受けて病院に駆けつけ、私の父と今後の話し合いをすることになりました。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

依頼しませんでした。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

まず事故を起こした時のバイクは400ccのバイクで結構スピードが出るタイプのバイクでした。当時、夜な夜な大きな幹線道路に出てはスピードを出して楽しんでいたくらいのスピード狂だったのですが、事故後スピードを出すのが怖くなりました。これはある種事故のトラウマなのかなと思います。まあ日常生活に特に影響のないトラウマなので問題はないのですが。しかし当時の私にとってバイクはシンボルというか、趣味の一つでもあったのでバイクをきっぱりと辞めるという決断はできませんでした。かと言って原付に乗るのは嫌だということで、結果アメリカンのバイクを買い直すことにしました。それ以降はスピードを楽しむのではなく法定速度の範囲内でゆっくりと街乗りを楽しむようになりました。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

私が遭遇した事故は内容的に相手の方が過失過多でした。しかし当時バイクの維持費は全て自分で賄っていた私ですが、当然自賠責は入っていましたが、任意保険には加入していませんでした。そのため相手方との交渉や示談はすべて父親がやってくれていたのですが、かなり相手方と揉めたようでした。今の任意保険には事故相手方との交渉や示談まで全てまるっとやってくれる商品などもあると聞きますので、そういうものにしっかりと入っておけばよかったなと今更ながらに思います。そうすれば父親にいらぬ心配や厄介ごとを押し付けなくて済んだのにと。そして当時私が任意保険に入っていなかったことを両親は知らなかったのでそれも事前に話しておけばよかったと思いました。ただ話しておかなかったのは話せば必ず怒られる、加入を促されるのが分かっていたので敢えて知らせなかったのですが、それが裏目に出ました。

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