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対人対物保険の重要性ー泣き寝入りの交通事故で身に染みたこと。

  • 投稿日付 : 2017.04.08
  • 投稿者 : eva22さん(20代女性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

見通しの悪い裏路地の交差点付近を自転車で直進していたところ、交差点の右奥から自動車が直進してきました。
確かに道路幅はこちら進行方向の方が狭かったのですが、その時は昼間でたくさんの人が行きかっているときでした。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

見通しの悪い交差点を自転車で通過しようとしたときに、自動車が交差点の右奥側から猛スピードで走ってきました。速度制限が20km以下の歩行者が多く行きかう道路にもかかわらず、その自動車は恐らく40km程度かそれ以上で走っていたかと思います。地元では事故がたまにあることで有名な地点なので、自動車で侵入する際には気を付けないといけない場所でもあります。
それで私側からみると交差点に進入する前には当然自動車の存在は見当たらない状態だったため、そのまま交差点に進入しました。
その際にまるで踏切を通過する特急電車に突っ込むかのように自動車の車体左側に思いっきり自転車ごとぶつかってしまい、身体が宙に浮いて倒れてしまいました。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

そもそも自動車に自転車でぶつかり、跳ね飛ばされてしまっている状態だったため、私自身は脳震盪を起こしてしばらく起き上がることが出来ませんでした。
このとき肩のじん帯が衝突の衝撃で切れてしまっており、まともに腕を動かすことも、携帯電話を持つことも出来ません。
事故の相手の方はきちんと停車してくださいましたが、ご自身の荒い運転で直近にも事故を起こされたばかりだったらしく嫌な顔をしながらイライラしておられました。
そんなひどい様子を見ていた周りの方々が救急車と警察を呼んでくださいました。
するとしばらくして私は救急隊の方にストレッチャーに乗せて頂き、辛いながらも警察から簡単に事情を尋ねられました。
それがひとしきり終了したところで、ひとまず相手の方の保険会社と会社名、お電話番号を頂いて病院へ向かいました。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

病院で検査を終え、しばらくはじん帯の損傷で高熱に苦しみつつ自宅で療養した後に、まずはなんとか相手の方に連絡を取ろうとしました。
でないと保険会社のご担当者の方もわかりませんし、何かの保証をお願いすることも出来ないからです。
すると保険会社の連絡先はなんとか頂戴することが出来たのですが、今度は事故証明を警察で頂いてこないと話にならないと言われてしまい、一旦警察へ。
しかし警察へ出向いた時には相手の方の事情聴取が終わっており、先に強く言い分を述べた相手の方よりも、こちらが自転車ではねられた側にも関わらず私の過失点が増えてしまっていました。一旦停止義務もあるにも関わらず、あんまりの対応に私は愕然としました。
しかも私は当時社会人になったばかりで共催以外の一般の事故保険や医療保険にまだ加入しておらず、相手の方とは渡り合えない状態に陥ってしまいました。
そんなことになり、しかも相手の会社まで出向いたにもかかわらず連絡もつかなくなり、一方的に泣き寝入りする羽目になってしまいました。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

依頼しませんでした。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

どんなものであれ乗り物を運転する場合には、被害者にも加害者にもなれてしまうという事をよくよく体感しました。
なのでそれ以後に何かの乗り物のハンドルを握って運転するときには、必ず法令上義務化されている自賠責保険のほかに、任意で人身・対物への保障を自分と相手へして頂ける保険をかけています。また歩行者であっても事故には遭う可能性が十分にあります。
そういった点から、家族ぐるみで対物・対人などに幅広く保障のきく保険にも別口で加入しています。
そして何よりも、この事故が相手の一旦停止無しで起こった側面があるのを強く感じたこともあり、信号が信仰可能な青色であっても、或いはぱっと目視しただけで人がいない状態であっても、必ず自分の目で安全を確かめて進むようにしています。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

この事故に遭遇して感じたのは、どんな人でも、どんな状況下でも自分の想定外の事態に巻き込まれることがあるということです。
故にどんなひとでも必ず自分の身体や大切にしているものには多少であっても保険を掛ける様にしなければならないと思うばかりです。出来れば弁護士特約もつけておくと、損害が大きかった場合に安心してお願いできます。
また特に乗り物に乗る際には、自分の保険会社にかならずすぐに連絡が付くように携帯に電話番号を登録しておくとか、保険証を持ち歩いておくことも重要だと思います。
更には事故に遭った際には面倒でも相手の名刺を頂くなり、連絡先を貰うのは勿論の事、必ず一旦は同席して話し合うなどの覚書を書面でかわす必要があると思います。なぜならば、困るのは相手に逃げられる時だからです。

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