こちらが優先で走っていても交通事故に巻き込まれる

障害物は無いような見晴らしの良い田んぼばかりの田舎道で、こちらが優先の道でした。
時間は冬の夕方７時頃だったので暗かったです。
相手の方が一時停止で黄色の点滅信号が付いている道路を走っていた時に全く止まる気配もなく左側から突っ込まれました。

見晴らしの良い田んぼばかりの道でこちらは優先の道路を走っていました。
こちらは特に一時停止とかもないような用水路のような川がある十字路に差し掛かった所、一時停止を無視した車が左側から来て突っ込まれました。
向こうは全くのノーブレーキであわててこちらは左にハンドルをきりました。
ぶつかられた勢いとこちらもとっさでブレーキを踏むのが遅くなってしまったのか川のフェンスに突っ込みました。
フェンスに当り止まったので良かったですが、もう少しでフェンスを突き破って川に落ちる所でした。
後に警察の人にもこちらがもっとスピードが出ていたら落ちていたと思うと言われました。
その後はすぐに何とか車を降りたと思うのですが、どれぐらい時間がかかっていたかは分かりません。

何とか斜めになった車の空いていた窓から降りて、まず１番始めに110番をしたと思います。
それと私は頭を打っていたので、状況を答えると救急車も来ました。
とてもびっくりしたのが、こちらが車から降りてきたのを見た相手側がいきなり走って逃げようとした事です。
私は友人達と遊んだ帰りで一緒に車２台で走っていたので、後ろからこない私達に心配して戻ってきた友人が慌てて追いかけて捕まえてくれました。
相手側は若い男性の２人組で、怖くなって逃げたと話していました。
警察が来て事情を話して現場検証が始まったのですが、私は少し立ち会ってすぐに救急車に乗せられて病院に行きました。
残りの現場検証は私の友人が立ち会ってくれていました。

保険の交渉については全て保険会社に一任しました。
ただ、それほどの怪我をしなかったのが不思議と警察の方にも言われるぐらいに車が大破したかなりの事故だったので、事情聴取？が必要との事で後に何度か警察署に行きました。
警察署ではかなり詳しい内容まで聞かれて、少し驚きました。
車が横から見えた時の状況や私や友人がどんな風に声や悲鳴をあげたのか、やどんな風に体を動かしたのか、頭をどのようにぶつけたのか、等本当に細かい内容を聞かれました。
ただ、警察の方も現場検証でブレーキ跡等も調べてスピードの面や一時停止の面でもこちらに非はないような状況だけれど、それでも走っている車同士の事故は10対0にはならないと申し訳なさそう言われました。
そして警察で出た過失割合から保険会社が色々と手続きをしてくれました。

依頼しませんでした。

こちらが一時停止でない優先の道を走っていたのに事故に合ったため、事故以来交差点等の車が出てくる可能性のある道が全て怖くなりました。
特に左側が怖くて、誰かの運転で助手席に座ると怖くて怖くてドキドキしてしまいしばらく助手席には座れなくなりました。
その為、事故に合った後からはスピードもかなりゆっくり走るようになり、交差点ではこちらが優先でもかなり左右の確認をするようになりました。
この時の事故では自分に非がなくても交通事故には合うし、お互いに停止せずに走っている場合はどんなに相手側が悪くても10対0にはならないという事を身をもって知ったので、事故に巻き込まれないようにという意識をとても強く持つようになりました。

まず１番は保険に入っていて良かったという事です。
それといつも車のダッシュボードに保険会社から送られてくる物を入れていたので、電話番号等がわからなくて困ったという事はなく済んだので良かったです。
そして車に入れておくようにしようと思ったのは、窓を割るような道具です。
今回の事故では、車が斜めになっていて助手席側は川のフェンスにぶつかっていて開けられないし開ければ川に落ちるような状況でした。
そして運転席側は道路に向いていたので開けられない状況でした。
たまたま窓を開けていたので窓から出られましたが、開けていなければ救助が来るまで出られなかったと思いますし、もし川に落ちていたらドアを開けられないと思いました。
その為窓を割って脱出できるような物を置いておこうと思いました。