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自分に過失がなくとも高齢者ドライバーには気を付けるしかない

  • 投稿日付 : 2017.04.14
  • 投稿者 : ハッピーかめ五郎さん(40代女性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

当方軽自動車が優先道路を走行中、交差点の左前方に、一時停車した軽トラックを確認。そこで、停車した軽トラックの前を通過しようとしたところ、軽トラックが急発進。前方に飛び出し、横切れずに当方軽自動車に衝突した。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

朝霧が出ていて、霧が晴れあがる少し前。その程度は、対向車をきちんと確認できるぐらいの視界で、用心のために、一応、ライトも点灯させ、スピードも法定速度内十分に落として優先道路を走行中のことでした。現場は、高速道路を渡る橋と小さな横道が交わる小さな交差点です。当方は、交差点の左前方に軽トラックを確認。次に一時停車したことも確認したうえで、軽トラックの前方を通過しようとしたところ、軽トラックが急発進しました。そして、軽トラックは、コの字を描く様に当方の車の前方に飛び出し、横切りきれず、荷台後方部を当方の運転席側前方に衝突させました。当方は、飛び出してきた軽トラックに気づいてブレーキを踏みましたが間に合わなかった、という具合でした。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

まず、相手の安否を確認しました。相手(高齢者ドライバー)が笑顔で車から降りてきたのを確認し声掛けをしてから、当方が110番通報をしました。それから管轄の警察署にも通報し直し、ここで、電話先の警察官の方から、事故現場の場所確認、怪我の有無、車の損傷の具合等を質問され、近くの交番まで当事者共々直行するように指示を受けました。そこで、電話の内容を相手に伝えると、交番に行く前にどうしても寄りたいところがある、と言い張り、説得も無視し車に乗って現場を離れてしまったので、そのやり取りを聞いていた警察官がさきの指示を変更して、相手の車のナンバーを控え、現場で交番の警察官が到着するのを待つように指示され、現場に待機しました。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

当初、相手(高齢者ドライバー)は、保険会社に入っている、と説明してたので、保険会社同士で解決してもらうつもりでしたが、後日無保険であることが判明しました。まず、保険会社が相手と交渉をして過失分の支払いを求めたのですが、無視されました。同時に、当方の車の修理が終わり修理代の支払いが必要になり、保険会社から、当方が法的措置をとり一旦車の修理代を立て替えるか、当方の車両保険を使いその代わり保険会社が相手に求償をするか選択して欲しいという話になりました。法的措置をとるとどうなるか弁護士に相談すると、相手が高齢者ドライバーで無保険車の場合、相手の資力がそもそも少ないので賠償を受けられないことがほとんど、とのことでした。そこで、当方の車両保険を使い、事故処理を終わることにしました。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

依頼しませんでした。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

高齢者ドライバーは、本当に予測不能な運転をしてきます。また、運転技術があると過信しているようで、スピードも法定速度をかなり超えて走行しています。高齢者ドライバーは、前方を見ているようで見ていないそうなので、とにかく、高齢者ドライバーの車に近づかないようにしています。そこで、高齢者ドライバーに気がついたら、まず自分が車のスピードを落とす、車を抜かしてもらう、あえて自分から停車して相手を先に通す、駐車場では横に止めないようにしています。高齢者ドライバーには、身体的に衰えているのは仕方がないので、こちらが余裕を持って、高齢者ドライバーのペースを掴んで、相手に合わせる運転をするしかない、と気を付けています。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

事故を説明することは、結構、難しいです。そこで、やっておいてよかったことが、事故の内容を時系列で文章にまとめておくことでした。それは、事故に遭ったあとのとても小さなことから、会話、言われたこと、状況、様子、事の詳細(事故発生時から保険会社とのやり取りまで一切)すべてを書面にまとめました。実際に法的措置を起こしませんでしたが、もし裁判を起こすならば、とても役に立つモノだと弁護士に言われました。事故の相手が不誠実ならばなおさら、自分を守るものになり、また、自分の味方を増やすのに役に立つそうです。事故の詳細をまとめることで、弁護士に相談した際も、事故の内容を理解してもらうのに、とても伝えやすくなりよかったです。

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