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一番仲が良かった後輩だったはずなのに・・・

  • 投稿日付 : 2017.04.13
  • 投稿者 : 山田さん(20代男性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

私の後輩で運転免許を取得したばかりの後輩がおり、その人がドライブに行こうと誘ってきたので私は後部座席になり2人でドライブをしていました。
細い一方通行の道を時速50キロで走っていた後輩は、薄れた一時停止線を見逃して十字路に飛び出した時、右側から私が座っている後部座席の扉に向かってハイエースが激突してきました。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

後輩は運転免許取り立てで、行くあてもなくとりあえずドライブに行こうと言うことで、彼の好奇心に任せて運転させていました。
そのとき彼は太い道より細い道を散策することを選び、一時停止線が多い所や注意して渡べき停止線のない道などを好んで運転していました。
免許を取りたての頃はどうしても嬉しくてスピードが出てしまうものですが、急発進急ブレーキが激しく、「もう少し余裕を持って運転するように」と促しましたが聞く耳を持たず音楽を大音量で流して運転していました。一時停止線を見逃して飛び出す以前に一時停止線でしっかり止まり、それに加えて実際に渡りきる前にもう一度ブレーキをして頭を覗かせ左右を確認するのが常識だと私は思っていましたが、一時停止線でしっかり止まることなくクリープ現象で左右を適当に確認して進んでいるような状況でした。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

ハイエースが私の座る後部座席の右ドア目掛けて激突した時、車は車1台分しか取れないような細い道を左右の家に当たることなく半回転して道を渡りきった状態で止まりました。
私は窓に頭をぶつけ首を強く捻挫しました。気づいた時には周囲には事故の音を聞きつけて駆けつけた野次馬がたくさんいて、とりあえず時代を収集しようと思い後輩に警察に電話するようにと促しました。
後輩が警察に電話している間、私は十字路の中央に散乱した部品を後輩の車の近くに初めて車が通れるようにしました。
また遠くから来た車は野次馬を見て何事かと思いスピードを下げることを繰り返し、渋滞気味になっていたので私が手旗信号で進むようにと指示をして交通渋滞を回避させました。
その後、後輩は警察と話をして親に迎えにきてもらって話はつきました。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

私は同乗者なのでこれといった事はしていませんが、少し特殊なことはありました。
それは渋滞回避を警察が来るまで行なっていたのですが、警察が到着しそうになると後輩が私に向かって「両親が来る呼ぶことになると思うので電車で家に帰ってもらってもいいですか」と嘆願されたので帰ることになりました。
それから数日経ってその後輩の親から連絡がかかってきました。
警察から同乗者の話を聞き私を割り当てて謝罪の電話と一度会いたいとの連絡が来ました。
運良くその後輩の父親は保険会社に勤めており、その父親のもとで手際よく処理を行い、私は首の捻挫や打撲などを治療するために通院することになりました。
その医療費は事故の手当てから受けられるもので、 3ヶ月ほど通院させて頂完治することができました。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

誰もが車の免許を取ればワクワク気分が抑えられずに遠くへドライブに行きたくなったり、スピードあげたくなったり、大きい音で音楽を流してはしゃぎたくなるものですが、運転免許を取得してある程度経っている人がそのような人の車に乗車する場合は、その高ぶる気持ちに共鳴し過ぎることなく音楽のボリュームや車間距離、同乗者と運転手は同じように会話してはいけないなど、素人であろうと玄人であろうと車を運転する者の責任と言うものを改めてしっかりと肝に命じておかなければならないということを学びました。
それ以降私は自分が運転している車で後部座席で友人が盛り上がっていても、私はその会話に3割程度の意識しか向けずに残りの7割は車のスピードや車間距離、背後の車などに気を配るようにしています。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

やっておけば良かった事は、いくら後輩に親が来るからと言って帰ってくれと嘆願されたとしても、そこに誤った友情関係を持たず、しっかりとした法的処理をするまでそこに居続けることです。
またそのような願いを聞いて帰宅した後日に首の捻挫が悪化していたりどこかの骨が折れていたと言うことになると、その車の事故が原因かどうかと言うことがあやふやになってしまい、余計に関係をこじらせてしまう可能性があったのでこれからはしっかりと冷静に物事を判断していきたいと思いました。
やって良かった事は、集まった野次馬を見てその他通行車が気になってスピードを落とすことによって渋滞を生じさせる事は、二次災害につながるため、その現場で手旗信号を行い渋滞を回避したことです。

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