ほんのちょっと気が緩んだ結果、初めてイタい目みました

信号待ちをしているとき、結構渋滞していたので、青信号になってもノロノロと進むしかありませんでした。
その中で、全然進む気配も無かったので赤信号で止まっている際にケータイを操作してしまい、前の車に衝突しました。

赤信号で止まっていて、運転中ではないもののケータイ等を操作しているともちろん、周りの状況が分からなくなりますよね。自分では周りを見ながらケータイを操作しているつもりでした。当然、車が動き出したらケータイはしまいます。しかし、この時、わずかに視界に入っている前方の車が前進した気がして慌ててアクセルを踏んでしまいました。そのとき、実際には前方の車は動いておらず、静かにぶつかりました。相手はおそらく自販機に積み込みをするような仕事の業務用トラック。トラックの後ろにある踏み台のような部分が私の車のナンバープレートに当たり、特に前の車には何も無く、私のナンバープレートが黒く傷がつき、少々くの字に曲がりました。

大通りの国道で、車どおりが多かったのですが、とりあえずすぐに私も前方の車もハザードランプをつけて左へ寄りました。１車線だったので後ろの車にも手とアイコンタクトで謝りました。こういう事故は初めてでしたし、まさか自分の不注意で自分が追突する側になるとは思ってなかったので内心パニックでしたが、降りて前方の車の運転手のお兄さんに謝りに行きました。見る限り、上記のように私の車のナンバープレートにダメージがあったくらいでした。運転手のお兄さんは割かし驚いた様子もなく、落ち着いており、私の謝罪を聞きながらゆっくりと車の後方にまわり込み、車体のチェックをしていました。周りの状況は特に事故と気づいていない様子でした。

私は警察沙汰になるとばかり思っていましたし、金額だって当時社会人になったばかりでの自分では払えないような額を請求されるに違いない、と人生最高潮に焦っていましたが、運転手のお兄さんは仕事中もあってか急いでいる様子で、業務用のトラックに異常が無いのを確認すると「自分は別に気にしないのですが、車、大丈夫ですか？」と私のダメージがあったナンバープレートを気にかけてくれるぐらいでした。テンパりながらも「私の車は自分でどうにかするので大丈夫です」ということを伝えるとそのまま解散となりました。業務用のトラックに何か傷でもつけてしまっていたら変わったのでしょうが、奇跡的にその場に5分くらいしか滞在せず解放されました。

本当に当然のことですが、渋滞中の赤信号でいくら車の流れが悪いとはいえ、ケータイを操作する、などのよそ見はもってのほかです。その他、車内で聞く音楽プレーヤーだったりカーナビも運転よりも意識がそっちに集中しがちです。周りが見えているようで、今回の事故のように、見えていないのです。ながら運転は本当に良くないことが分かり、運転するときは運転だけに集中は基本ですね。また、前の車との車間距離です。万が一今回のようによそ見をしていて、視界では車が動いたように見えても動いてないかもしれないので、誤って発進してしまっても距離があれば瞬時にブレーキをかけられます。今回の事故では渋滞でのストレスもあったせいかだいぶつめた状態でした。

私は車に興味がなかったので、車を買う時デザインや値段しか考えておらず、その他一切のことは親任せでした。自分が運転する際に必要とする機能以外は、自分の所有車であっても仕様を把握してませんでした。保険も親と同じところにとりあえず加入しているのだろうけど、何て保険会社に入っているかも分からない状態でした。幸い今回の事件では故障も怪我もありませんでしたけど、もし一歩間違えていたら、と考えると後悔しかないです。よく車屋さんや教習所に置いてあるような「事故の時のＱ＆Ａ」など簡単な冊子が1冊車にあると参考になるかもしれませんね。あとは、事故を起こした後はすぐお相手に謝りに行き、まず無事を確認することですね。