HOME > 交通事故体験談 > 若くて無知だった私が交通事故から学んだ事

若くて無知だった私が交通事故から学んだ事

  • 投稿日付 : 2017.04.18
  • 投稿者 : hanaさん(40代女性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

横断歩道を自転車で横断していて、左側から左折し走行してきた車が私に気付かずぶつかって来た。
道路は、片側一車線道路で進行方向の道路は赤信号で数台の車が停車中だった。
停車中の車の後ろ側から信号のない横断歩道を自転車で渡るところだった。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

私は自転車に乗り色々なお店や住宅などが立ち並ぶ片側一車線道路の左側を走っていた。道幅は5~6mほどあり、信号の位置までに十字路と横断歩道があった。
進行方向の道路は赤信号で数台の車が停車中。その車の後ろ側がら横断歩道を自転車で横断したところで、左側から加害者の車が走ってきた。
おそらく加害者はそこそこスピードを出していて、反対車線の車の陰から来た自転車の私に気付くのが遅くブレーキをかけるのが遅れたもよう。
私もその車の存在が見えていなくてぶつかってしまった。衝撃で私は少しだけ飛ばされたようで、反対側の歩道に自転車ともども倒れた。
骨折などはなく、左側の肘と膝をすりむいて流血。自転車は主にチェーンカバーの所が変形しこげない状態になった。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

痛さと動揺と恥ずかしさでパニックになり何もできなかったが、思わず私が悪いと言っていた。
通行人や近所の方が来てくれて身体を起こして下さり、私が悪かったわけではないと教えてくださった。
その方々から加害者の連絡先を聞くようにと諭され、相手とお互いに連絡先を交換した。相手から、帰宅したら連絡すると約束された。
相手も若そうな人で、警察には連絡しないでおこうと提案され、無知だった私は聞き入れてしまった。
自分は重大なけがをした訳ではないと判断し、自転車をその場に放置してそのまま痛い足をひきずり歩いて目的地に向かった。
たまたま行き先が病院だったので、そのままその病院でけがの治療をしてもらった。帰宅後、親が相手と話をしてくれた。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

私と相手の親同士に任せた。傷ができただけ、骨折などの大きなけがではなかったし、警察に連絡をしていなかったので保険会社にも連絡していない。
双方の両親がの話し合いをしただけで解決させたと思う。
私の怪我が治るまでの治療費の負担、使えなくなった自転車の弁償を約束し、相手から提示されたパンフレットの中から自転車を選び購入してもらった。
その他の事ははっきりと覚えていないが、当人と両親が自宅に謝りに来たと思う。
若く学生だという相手に話を大事にするのはかわいそうと私の両親が同情をしてしまったようで、私の怪我も大した事はなかったので、それ以上の保障は要求していない。
実は何年か後に、人づてにその相手が学生ではなかったとわかったようだが、こちらからは何も言わなかった。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

自転車に乗っている時の車からの死角について、それまでより意識的に気をつけるようになった。
他人の運転する車のスピードが自分の感覚とかけ離れている事を知り、交差点に出るときや道を横断する時など用心するようになった。
車より自転車の方が立場が弱く、いつでも優先的に道を譲ってもらえたり停車してもらえる、と思うのはやめるようになった。
一時の羞恥心で自分が損をしたり、相手のペースに流されてしまう事を学び、必要以上の遠慮をしないようにした。
小さな事故でも軽く考えず、どちらが悪いのか断定できていない時点での言動に注意が必要だと知り、警察を恐れないようになった。
万が一の事故やケガに備えて、内容を十分に検討して保険に入った。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

保険会社、自動車整備工場など、事故時にすぐ連絡できるように連絡先を把握しておけば良かった。
見知らぬ他人でも恥ずかしがらずに助けを求められたことが良かった、携帯電話があればなおよかった。
相手が警察への連絡を拒んでも受け入れず、小さな事故でも事故の解決は警察と専門家に任せる方が良かった。
その時は軽く済んでも、後々にトラブルになるかもしれないという事を常に意識して準備したり、警戒心を方がよい。
万一の怪我や事故に備えて保険に入っておく方が良かった。
事故の被害者になった場合は、相手に好きや弱みを見せずに毅然とした態度をとった方がよかった。
相手の話を鵜呑みにして、同情なんてしなければ良かった。
自分を必要以上に悪く思わなければ良かった。

交通事故被害の不安を解決したいなら

弁護士法人・響

相談実績は月間1000件以上!

  • 安心の全国対応!

    相談・依頼は全国対応!出張面談も可能です。

  • 弁護士費用特約で無料!

    加入している保険に弁護士費用特約がついていれば、300万円程度まで実質的な負担がありません。

  • 「裁判所基準」で慰謝料請求&増額交渉!

    任意保険基準ではなく裁判所基準で交渉してくれるため、正当な保障と慰謝料を受け取ることが可能です。