ダンプはこちらが思うよりも意外と視界が狭い

見通しの良い直線道路を走行中、道路脇の工場から出てきたダンプに横から衝突された。ダンプからはこちらの車が見えて無かったとのことで、ブレーキをかけることなく道路に出てきてちょうど通りかかったこちらの車に衝突した。

見通しの良い片側1車線の直線道路を時速６０キロ程度で走行中、道路脇のセメント工場から出てきたダンプと衝突した。前後に走行する車は無く、互いに視界を妨げるものは一切無いような状況だった。ちょうどセメント工場の前に差し掛かった時にダンプが出てきたので、こちらの車のサイドドアにダンプのフロントが衝突した。ダンプの運転手からはこちらの車がちょうどサイドミラーの陰になってしまって全く見えていなく、一切ブレーキをかけることなく道路に進入してきた。こちらはダンプの存在に気付いてはいたものの見通しがよいことからこちらを認識しているはずだと思って、減速することなく直進走行を続けた。ダンプは徐行で進入してきたが、こちらの存在に気付いていなかったので停止はしなかった。

こちらは車のみ中破した状況だったがケガはなく自力で動けたので、まずダンプの運転手と互いの車の状況と体の被害の有無を確認した。幸いお互いにケガはなく、比較的冷静に対応可能な状態であった。その後、近所のコンビニエンスストアの公衆電話から警察に通報しつつ保険会社に連絡した。連絡後、警察が到着するまでの間ダンプの運転手と互いの連絡先を交換し事故の原因について話し合って確認し、対応方針について話し合った。その後、互いの車両が道路を塞ぐ状況になっていて渋滞を引き起こしていたので、現場近くのセメント工場の敷地内に車両を移動した。移動が完了した時、警察官が到着したので、お互いに別々に事情聴取が行われたので事故状況について報告した。。

互いにけがはなく、車両のみの物損事故だったので、その場は引き上げ、以後は互いの任意保険会社の処置に任せる形となった。数日の後に相手の保険会社から連絡があり、調査の結果責任分担が8対2とのことであった。理由は、ダンプの注意不足ではあるがこちらが静止状態ではなく移動を続けていたのでどうしてもある程度の責任分担は免れない、とのことであった。保険会社の説明を理解したので、その場で承諾の旨を回答した。ダンプ側も非を認めており、こちらが責任分担を承諾した時点で、互いに示談ということになった。その後保険会社から手続き書類が郵送され、必要事項を記入して保険会社に送付することで一連の手続きが終了し、解決の運びとなった。

依頼しませんでした。

見通しの良い直線道路であっても事故の可能性があることを意識するようになった。ダンプが道理に進入しようとしていたのは認識しており、当然一時停止するだろうとの思い込みが今回の事故の一因でもあるので、この点は反省すべき点があった。ダンプの運転手の話では、こちらがサイドミラーの死角に入ってしまった、とのことだがそのような状況がありうること自体全く知らなかったことであり、予測のつかない状況が事故を引き起こしていたといえる。今回の場合、こちらの対応としては、ダンプの一時不停止の可能性を想定し、せめて減速をするくらいの対応はできたのではないか、と現時点では考えている。この経験から、あらゆる可能性を想定し、安全に対して十分な配慮をするようになった。

事故現場で渋滞を招いてしまって多数の方々に迷惑をかけたことを反省します。もっと周囲の状況を判断して、早急に車を移動すべきであったと思います。事故発生から、しばらく状況観察のためや警察への通報のためにおおよそ30分ぐらいは車をそのままにしていた。また、ちょうど携帯電話を所持していなかったため公衆電話を探さなければならず、その分のロスタイムもあった。やはり連絡手段を常に準備しておくことはやっておくべきであった。保険会社の連絡については、免許証とともに所持していたため迅速に連絡することができた。実際にはこちらは被害側で保険会社の対応は少なかったのだが、一連の対応方針についてアドバイスを受けることができて心強かった。