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交通事故を起こすことの怖さと責任について

  • 投稿日付 : 2017.04.30
  • 投稿者 : 葛原リョウさん(20代男性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

自転車で横断歩道を横断していた時に、止まれの標識を見ていなかった軽自動車に横から追突された。横断歩道側には信号があり、横断していた時には点滅していた状態だった。周りは学校やショッピングモールがあったため、比較的に人通りが多かった。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

いつものように学校に自転車で向かっていました。その日はいつもより少し家を出る時間が遅かったため自転車の速度も通常よりも出ていたと思います。そして、いつも通る道を自転車で通り、学校のすぐそばの横断歩道まで行きました。横断歩道を渡る直前に信号が点滅していたのですが、急いでいたこともあり、スピードを上げて横断歩道をわたりました。すると、白い軽自動車が一時停止をせずに横断歩道に突っ込んできました。僕は衝突の際に、自転車ごと吹き飛ばされ道路の真ん中で倒れました。幸い車が通ってなかったので2次被害を免れることができました。僕を引いた車は少し先で車を停車させた後、すぐに車を発進してどこかに行ってしまいました。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

事故に遭遇した際、事故の衝撃で数瞬、身動きが取れない状態でした。しかし、道路の真ん中で倒れているわけにもいけないので、ふらふらする体を引きずりながら歩道まで行きました。その時に、吹き飛ばされた自転車とかばんも一緒に歩道まで運びました。それからは、どうしても体を動かすことができなかったので、歩道の上で倒れていました。幸い、近くに住んでいる看護師の女性の方が僕の方に駆け寄ってくださり、応急処置をしてもらいました。すぐ近くに交番が有ったのでそこで、事故の状況などを説明しました。救急車で病院に行くように看護師の方に言われましたが、その日は学校でテストを受けなければならなかったので、救急車は呼びませんでした。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

僕を轢いた車はそのあと、どこかに逃げてしまったので、それからのことは警察に任せました。それから、2日がたってから警察から連絡があり、僕を轢いた人を発見したといわれました。警察署で車と自転車の接触箇所を調べたり、警察の方との話し合いで事故の状況を説明したりしました。車の運転手は最初、保険を使わずにお金は自分で払うといっていましたが、治療費や自転車代などの金額が運転手の方が思っているよりも高額になっていったので、やはり保険会社を使うという方向で話し合いは進んでいきました。それからはその車の運転手さんの保険会社と話し合いをして治療費と自転車の修理代、その他諸経費を払ってもらうということで話は終わりました。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

事故を経験してからは、朝、どれだけ急いでいても信号を渡る前に左右の確認をするようになりました。事故の時の衝撃は予想をはるかに超えるものだったので、事故にあってからは体を鍛えて、もし事故に合っても、怪我を最小限で抑えられるようにしています。また、柔道の受け身なども覚えることにしました。今でも、勢いよく車が走っているのを見ると事故を起こした時のことが思い出されて、身を固くしてしまうこともあります。事故には自分で防げるものとそうでないものの2種類があると考えていますので、少なくとも自分で防げる事故は防ごうと考えるようになりました。また、周囲の友達にも危険な行為はしないように注意することが増えました。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

体をもっと鍛えておけばよかったと思います。体を鍛えていれば怪我をすることもなかったと思うからです。それまでは、毎日の運動をサボっていました。そのせいで、事故の時にあそこまで痛い思いをしたのだと思います。なので、事故にあってからは毎日筋トレを欠かさずやるようになりました。高校で柔道を少しだけやっていたので、轢かれたときには役に立ったと思います。また、車に轢かれた際にきちんと車のナンバープレートを見ておけばよかったと思いました。事故をした瞬間にはそこまで頭が回らなかったのですが、もし、今度事故に合うようなことがあった場合にはきちんと相手のナンバープレートを確認して、きちんと警察の方に伝えるようにしようと思います。

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