相手からの人身事故にしないで欲しいという怒涛の電話。

信号待ちをしていたら突然後ろから追突されました。
私は全く後ろを見ておらず交差点を曲がっていくトラックをぼんやりと眺めていました。
毎朝必ず通っている通勤路だったので、なにも不安なこともなく事故も起こしたことがなかったので油断していました。

新しい車を買う予約をしていたので、今乗っている車は父に譲る予定でした。1度も当てたこともなく、事故をしないように気をつけようと思った矢先のことでした。
いつもの通勤路の信号待ちで突然後ろから追突されました。ガラスは割れてしまい、トランクのドアも閉まらなくなってしまうほどでした。
一瞬何が起きたかわかりませんでしたし、車から降りるにも道路のまんなかだしどうしたらいいのかとパニックになりました。
自己の相手は20代の男の方で、「よそ見をしていました。」と言ってました。
二車線のごく普通の道路で、よそ見をするにも何を見てよそ見をしたのかはわかりませんでした。店も何も無い場所だったので。
平日の朝7:45だったので通勤ラッシュでみんなの注目の的で大変恥ずかしかったです。

まずは警察に電話をしました。人生で初めての110番です。手が震えてなかなかかけれなかったです。
それから免許書を出してもらい、写メを撮りました。
それから会社にも連絡。
初めての事故でどうしたらいいか分からず、とりあえずお父さんに電話もしました。
警察の方から話を聞かせて欲しいと言われ追突されたということを伝えると、「人身事故にしますか？しませんか？」と、聞かれ「わからない。」と、答えると「後でも変更できるからとりあえず人身事故ではないと言うことにしておきますね」と言われました。
その間も相手の方と話をすることもなく、ただただ警察の人に言われたままに動きました。
相手の電話番号なんかを聞いておいた方がいいと言われ、携帯番号を交換しました。

事故があったすぐあとに相手の方から電話がかかってきて、「自分は営業職なので車がなかったら首になってしまう。人身事故にしないで欲しい」と、再三電話がありました。
毎日電話がかかってくるので保険会社の人に相談ました。
「相手が人身事故にしないでほしいと言っても人身事故にした方がいいです。あとから何か後遺症など出てくるかもしれないので。相手の方にははっきり人身事故にします！と言いましょう。」と、言われその通りにしました。
その後その方からの電話はかかってこなくなり、おそらく保険会社が間に入ってくれたものだと思います。
保険会社からは診断書をもらってきて、怪我をしているなら治療しましょうと言われました。
病院に行った日にちや１日いくらのお金が支払われるかなど、細かく説明を受けました。

事故にあってからしばらくは停車している時も後ろが気になってしまって仕方ありませんでした。もし追突されるとわかったら体制を整えて頭を守ります。この事故のせいでムチウチになったので。
また私自身もいつ追突してしまうかもわからないと思い、車間距離をあけるようになりました。
あと保険会社の電話番号を調べるのにかなりの時間を要したので、携帯に保険会社の電話番号を登録しました。必要になる車検証の管理や保険証券の管理も今まで以上に徹底していつでも使える、いつでも出せるという風に務めました。
あとは事故にあったことによるムチウチがしばらく残ってしまったので、激しい運動などは控えるようになりました。様子を見て付き合って行くことで今は完治しています。

車両保険も付いていたし何もかも保険に入っていて良かったなということばかりでした。
毎月の支払いを減らすために無保険で車に乗っている方がいらっしゃると聞きますがいざ事故にあったら自分ではとても支払えないほどの請求がやってくると思います。
今回は追突だったのですが、自分の保険からもお見舞金として10万円入ってきました。
そして大手会社の保険だったので担当者の人からもお見舞いに来てもらい事故の時はこうしたらいいというアドバイスなども聞くことが出来ました。
保険のおばちゃんの電話番号は知っていたのに、保険会社の電話番号を登録してなかったのは困ったので、事故にあったことをきっかけに電話番号はきちんと登録しました。