まさか私が交通事故に遭うなんて思いませんでした。そこから得た事

車がすいているかと思い、いつもなら皆やっているように信号が無い道路を横断しました。いつもより車の通りがあったので大丈夫だと思って走って横断しようとしたら目の前に車が走りこんできて、私は足をひかれて吹っ飛びました。

小学校6年生の時、昼下がりに帰宅しようと思い、自宅付近の大きな道路を走って横断しようとして事故に遭遇しました。そこを通ったら家まで一直線で帰れます。
横断の始めに、私が止まったトラックの横から走りました。トラックの陰から突如飛び出したような形になりました。きっと車を運転されていた方もまさかそんな所から子どもが飛び出してくるとは思わなかったのだと思います。車のスピードはごく普通でした。
「ヤバい！」と私は即座に後ろに下がりましたが、左の足指の上をしっかりと車に引かれました。吹っ飛びましたが、ただこけただけのような擦り傷ですみました。ちゃんと歩けました。
一歩間違えていたらほぼ確実に半身不随かその場で亡くなっていたのではないかと思います。
今こうして命がある事にただただ感謝するばかりです。

とりあえず立って歩きました。両親と暮らしていましたが、心配をかけたくなかったので、自宅に帰って「ただこけた。」と説明するつもりでした。強いて言うなら、「道路を横断しようとしたが、すごく早い車が私のギリギリの場所を通って、私は驚いて後ろに下がった時にこけてしまった。」と話そうと思っていました。
しかし車に乗っておられた女性が私の後を追いかけて来られて、「歩いてくれたから良かった。」と言い、確か一緒に私の家まで来てくださったと思います。その日の夜は病院に足の様子を診察してもらいに行きました。レントゲンも撮ってもらいましたが、何ともありませんでした。しかし傷は結構痛みました。普通にこけたより痛かったです。

子どもでしたので、ほぼうちの両親や車に乗っておられた女性にお任せ致しました。彼らが警察に連絡を取ってくれていたようでした。私も警察署に行き、取り調べといいますか、いろいろと質問されました。無事に終わった事を覚えております。確かそんなに大きな事故にはなりませんでした。車に乗っておられた女性もいろいろと質問されたのではないでしょうか？自分がこういう目に遭うなんて夢にも思っておらず、ただ質問に答えたり、警察からの電話に応対するだけで必死でした。
お陰様で後ぐされなく全て無事に解決致しました。多分警察署以上の機関には相談していなかったと思います。お陰様で今はもう後遺症も、車に乗っておられた女性とも後ぐされなく解決でき、本当に良かったです。

依頼しませんでした。

やはり横断歩道の無い道は渡らないようになりました。しばらくは車自体が怖く、走っている車を見るのが嫌でした。
ですから、初歩的な事ですが、横断歩道があっても右を見て、左を見て、絶対に車が来ないと確信できてから道路を横断するようになりました。
同じ横断歩道でも、車通りが少ない道を選んだり、もう2度とごめんでしたので遠回りして歩道橋を渡って帰宅するようになりました。
加えて最近信号待ちをしていて当時の事を思い出しました。
結構なスピードで走る車は怖いので、かなり後ろに下がって信号待ちをしました。車は運転する人間にもコントロール出来ない事があります。間違った方向に来ないとは限らないと考えるようになり、今でも車とは距離を置いています。ちなみに免許も持っていません。

初歩的な事ばかりですが、普段から横断歩道のある道路を渡る事だと思います。
道路にトラックが止まっていたら、今の私なら死角になって危ないなと判断し、早く帰りたくても横断歩道のある道路まで行きます。決して物陰から飛び出して道路を横断しない事です。
何事もうまくいかず、当時は全く心に余裕もありませんでした。現状脱却について大人と論理的に考えるべきでした。加えて心が落ち着くような音楽を聞いたり、ヨガや瞑想も小学生からでもやるべきだったと思います。睡眠も多く取るなど、とにかく心を休める工夫を凝らすべきだったと思います。
綺麗な公園前を通り、散歩しながら歩道橋を通るコースでゆったりと帰っていたらこんな事にはならず、誰にも迷惑がかかりませんでした。