自身ができるだけ交通事故に遭わないよう考えるべき事

片側２車線の一般国道（＝国道１号線）を普通乗用車（セダン・2000cc）で左側車線を走っていた時、
右横を走っていた車が交差点に停車中だった右折待ちの車を避け、私の車へ近づき、接触事故（車体損傷、ケガはなし）と成りました。

私は片側２車線の一般国道（＝国道１号線）を普通乗用車（セダン・2000cc）で左側（外側）の車線を走っていました。
信号機のある交差点（＝交差しているのは片側1車線の狭い道路）に近づいた時のことです。
交差点内（右折車線無し）には右折待ちの車が1台走行車線を半分ほど塞いでおり、
そこへ向かって私の車とライトバン（＝相手の車）が並んで走っていました。
交差点へあと３０mほどに近づいた時、進行方向の信号機が黄色に変わりましたが、私はそのまま走り抜けようと直進しました。
その時、横を走っていた相手の車も同様に走り抜けようと考えたようで、
右折待ちの車を避け、私の車へ近づき、私の車の右フロントへ接触する事故（車体損傷、ケガはなし）と成りました。

幸いというべきか、走行できなくなるほどの事故ではありませんでしたので、
先ず、相手と共に、近くにあった道沿いの店の敷地を借り、そこへ車を駐め、
お互いにケガがないか確かめ、車の破損状況を確認し、私が契約している保険代理店（モータース）へ連絡を入れました。
ケガが無かった事と相手が非を認めてくれ、身元もしっかりわかる人だったので、警察への連絡はしませんでした。
モータース兼保険代理店はその場所から数キロの位置にある店だったので、そのまま事故車（＝私の車）を持ち込みました。
相手は何と、これまた近くに古くから店を構えるモータースの主人で、私のお世話になっている店とは同業の知り合いだったこともあり、
さしたるいざこざも起こらず素直に謝ってくれました。

私の車は損傷状態は軽微だったこともあり、自力で運転し、モータースに持ち込んだ後、そのまま修理にまわし、
保険についても保険代理店（車を持ち込んだモータース）に全て任せました。
もちろんこちらの負担などは全くありませんでした。
いつも大体こんな感じですので、事後処理などに苦労したことはありません。
その後、事故の相手とは特に連絡などは取りませんでしたが、それ以上のトラブルは起きず、一応の解決を見ました。
モータースから聞いた話ですが、事故相手に私の乗っている車に対する思い（大事にしていたこと）など話したところ、
「そりゃ、本当に悪いことをしてしまったなぁ」と言っていたそうです。
車は3日ほどで修理を終え、綺麗に修復され、私の元へ帰ってきました。

弁護士には依頼しませんでした。

どちらが悪いとか責任があるとかいう問題より、事故が起きれば必ず「損」をしてしまうということを改めて考えました。
よって、事故を起こさないことが最重要な事であると思います。
それには先ず、事故が起こりそうな状況を常に頭に思い描きながら運転することだと思います。
こういう運転で、この道を走っていて、周りに居る車がこう動いた時、こういう事故が起こり得る
・・・というようなイメージトレーニングを常に行いながら運転するようになりました。
実際にこうした運転を始めてから、事故に遭わなくなりました。
事故に遭いそうになっても、予測が出来ていることで実被害に遭わずに回避できた事も何度かあります。
予測通り回避できると意外に嬉しいもので、相手のミスによる危険行動もさほど苦にならず、冷静な運転が出来ます。
16年間　対車、対人で無事故です。

大事故に備えて車外脱出装備や処理会社、保険代理店等の連絡先を把握していることは大事ですが、
どんな準備をしていても、事故に遭ってしまってからでは後悔先に立たずだと思います。
事故に遭った時、先ずできる限り感情を交えず、冷静に状況判断し、為べき事を為るのが大事だと思います。
けが人が居ればその保護と救護要請、事故車は後続車などの妨げにならないよう考慮し、警察に連絡、その後事故処理を業者に頼むなどです。
特に難しいことではないのですが、気が動転してしまうとこれらが出来ません。
私が遭ったこの事故は幸い軽微だったためさほど問題はありませんでしたが、
私が過去、最初に事故と遭遇した際、冷静でいられなかったため、事後処理がうまく行かなかった経験があります。