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信号だけを過信せず、目視をこころがけること

  • 投稿日付 : 2017.05.09
  • 投稿者 : びんおちさん(20代男性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

その日は祝日で、昼食をとりに自動車を運転していました。雨が降っていましたが、しとしととした特に強いわけでもない雨でした。交差点を直進しようとしたところ、信号無視の自動車が突っ込んできて衝突されました。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

交差点で信号待ちをしていました。ちょうど私が先頭でした。青信号に変わったので、自動車を発進させたとき、右側から信号無視の車が突っ込んできました。まずはじめに対向車の前方に衝突してから、跳ね返るように私の自動車に突っ込んできました。運転手が80歳代の方で、どうも信号がよく見えていなかったようです。衝突後、私の自動車と対向車はなんとか動かせたので脇に寄せましたが、信号無視をしてきた高齢者の自動車は動かなくなり、交差点の真ん中に取り残される形になってしまいました。その後、対向車の運転手の方が警察を呼んでくださり、事故を聞きつけた高齢者の親族の方も駆けつけてその場で取り調べを受け、その後代車の手配などをしてもらいました。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

まずは自動車を危険のないところに寄せました。事故を起こした高齢者の方が、交差点の真ん中で止まってしまった高齢者の自動車から離れず危険だったので、説得して歩道に連れて行きました。幸いけが人はいなかったことと、警察は対向車を運転していた方が呼んでくださいました。その後、高齢者の親族の方がいらっしゃったので、連絡先や保険会社等の情報を交換し、保険会社に連絡を入れました。その間に警察による事故の現場検証や質問への受け答えもしました。その後、警察に行き調書を取られました。さらに、私の自動車はかろうじて動くものの、エンジンからカラカラという音がしていたこともあり、警察にとどまって代車が来るのを待つことになりました。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

高齢者の親族の方がいらっしゃって、警察の検証も含めて状況を説明したところ、事故の状況を把握してくださり、対向車を運転していた方も含めてこちらには非がないことになりましたので、残りの手続きは保険会社と警察に一任しました。特に弁護士などを呼ぶこともなく、スムーズに解決しました。基本的にすべて保険会社の方がやってくれましたし、こちらは金銭的には何も損害はなく、修理代や代車の代金は高齢者の保険会社のほうで全額払っていただきました。ただ、対向車を運転していた方が念のために病院へいかれたということで、事故の扱いが傷害事件に変わることになったため、事件当日とは別に、もう一度警察署に行って調書を取り直すことになりました。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

信号が青でも、以前より左右に気をつけながら発進するようになりました。というより、事故のときの映像がなかなか頭から離れなかったので、事故後しばらくは交差点に差し掛かると無意識に左右を確認していたようにも思います。それに限らず、高齢者マークのついている自動車を見かけたときは注意をすることや、せまい路地に入るときにも歩行者や自転車がいないかどを必ず一時停止して確認することを、事故前よりも徹底してやるようになりました。あとは、事故が起こってもあわてないように、保険会社への電話の確認、救助方法や対処方法など、一通りの知識を再確認して、いつ起きても大丈夫なようにしました。忘れないように、教本を自動車の同じ位置にいれておき、確認してから出発するようにしました。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

保険会社の書類についていた、小さく折りたためて、電話番号や事故時の対応が書いてある紙片を財布に入れておいたので、事故後もすぐに対応することができました。電話番号は登録しておくか、こうした紙片を財布や自動車のどこかわかりやすいところに置いておくことはやったほうがいいと思います。ただ、まずは警察に連絡することがさきなので、不安な場合は「まず警察に連絡!」などと追記しておくと、なおよいと思います。今回はけが人がいなかったからよかったのですが、もしけが人が出た場合に救助できる自信がなかったので、救助についてわかりやすく書いてある本だったり、救助用の道具などもわかりやすいところに置いておくべきだったと思いました。

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