HOME > 交通事故体験談 > 交通事故の被害者になってみて初めて分かったこと

交通事故の被害者になってみて初めて分かったこと

  • 投稿日付 : 2017.05.26
  • 投稿者 : ちゃおさん(30代女性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

スクーターで走っていたところ、わき道から軽自動車が出てきました。左右を確認していたので、こちらの存在には気づいていると思っていました。元々大きい道ではなかったので、そんなにスピードは出しておらず、念のため減速してはいましたが、向こうがこちらに気づいでおらず、そのまま出てきて追突されました。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

日中の明るい時間でした。こちらがスクーターで走っていたのがメインの道でした。十字路ではなく、T字路でした。道自体はそこまで広い道ではなく、車の制限速度も30kmの道路なので、スクーターの私もそんなにスピードは出していませんでした。私の方からもわき道から出てきた車が右折しようと左右を確認しているのは見えていました。左右を確認してたので、当然こちらの存在には気づいていると思い、私はそのまま進んでいました。相手は私の存在に気付いておらず、そのまま右折するため出てきました。一時停止からの発信だったので、そんなにスピードは出ていなかったとは思いますが、ちょうど私の脇に衝突し、バイクは倒され、私は突き飛ばされたという状況でした。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

こちらは突き飛ばされて、地面に落下してしましました。その瞬間のことはよく覚えていませんが、覚えているのは地面に倒れた頭から血が流れていることからです。ちょうど近くに交通違反を取りしまる警察官の方がおられて駆けつけて出さったようです。私はけがをしており、全く自分では動けない状態でしたので、警察官の方が救急車を呼んでくださいました。地面の真ん中に倒れていたので、交通の邪魔になったと思いますが、近くにおられた方が何人かで私を抱えて道路わきへ運んでくださいました。その時私は仕事の移動中でしたので、とにかく会社へ連絡しないとと焦っていました。救急車が到着し、乗せていただいて、搬送先の病院が決まった時点で、救急隊員の方が会社へ連絡してくださいました。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

今回の事故について、自分の保険は一切使っていません。相手の保険会社が全て負担してくださるということでしたので、相手の保険会社さんに一任しました。医療費、事故の為キャンセルした旅行代金、壊れた物の補償、仕事を休んでいる間の休業補償なども全て負担してくださいました。後遺症障害については、認められなかったため、不服申し立ての手続きについて弁護士に相談しましたが、2回異議申し立てしても認められませんでした。
仕事の移動中での事故でしたが、最初は会社が労災を認めてくれず、労働基準局より「この分は労災になります」と言われてから切り替えたので、私が通った病院が潰れていたりと、様々な理由から賠償金を支払ってもらうまでには2年近くかかりました。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

依頼はしていませんが、後遺症障害が認められなかったので、不服申し立ての手続きについて相談はしました。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

事故を経験してから、スクーターの運転はしないようにしました。自分が車を運転している時でも、必ず安全運転で、法定速度や一時停止など必ず守るようになりました。疲れてるときは無理に運転せず、コンビニなどに立ち寄り、休憩するようにしました。事故のけがについては通院する病院をちゃんと選んだ方がいいということも、今回よく分かりました。それ以来事故には合っていませんが、事故だけでなく、病気になった際にも病院は評判を聞いてから選ぶようにしました。私は一人暮らしをしているため、事故にあった際、友人に家のカギを渡して、荷物を持ってきてもらいましたが、部屋が散らかっており恥ずかしい思いをしたので、誰も来なくてもきちんと部屋を片付けるようになりました。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

今回の事故は相手の保険会社に一任していたので、こちらの保険は一切使っていませんが、自分が事故をした時の為に連絡先はすぐわかるようにしておいた方がいいと思いました。事故にあったこと自体初めてで、相手の保険会社の言われるがまま治療も中断してしまい、いまだに後遺症が残っています。言われても自分が納得するまで治療は続けるべきだったと後悔しています。また救急車で運ばれた病院では最初にレントゲンのみで、そのまま帰されるところでしたが、友人からちゃんと検査したほうがいいと言われ、CTを取ってもらったところ肋骨が7本折れていました。その後後遺症障害の認定の為MRIを持ってもらったところ、さらに2本の肋骨骨折の跡と胸骨の骨折の跡もありました。しかし、最初にMRIを撮っていなかったため、事故によるけがとは認められませんでした。病院へ行った際は遠慮せず、きちんと検査してもらうことが大事だと思いました。

交通事故被害の不安を解決したいなら

弁護士法人・響

相談実績は月間1000件以上!

  • 安心の全国対応!

    相談・依頼は全国対応!出張面談も可能です。

  • 弁護士費用特約で無料!

    加入している保険に弁護士費用特約がついていれば、300万円程度まで実質的な負担がありません。

  • 「裁判所基準」で慰謝料請求&増額交渉!

    任意保険基準ではなく裁判所基準で交渉してくれるため、正当な保障と慰謝料を受け取ることが可能です。