Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?
片側2車線の国道の右側車線を走行中に、対向車線を走っていた4WD車が、前方で急に右折したものの縁石に乗り上げて行き先をふさいだ軽自動車を急ハンドルで避けようとして対向車線にはみ出し、自分の車にまっすぐに突っ込んで来ました。
Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?
ある日の夕方、会社での仕事を終えて帰宅途中、片側2車線の国道の右車線を走行していました。夕方時間ではあったが、流れは比較的スムーズで、時速は約45km程度で走行していました。すると、対向車線の一番向こう側の車線を結構なスピードで走ってくる4WD車がいて。、4WD車がこちらから50mくらいの距離に来た時、自分の車の前方を走っていた軽自動車が突然ガソリンスタンドへ右折、さらに縁石に乗り上げてしまい、4WD車の車線を突然塞ぐことになってしまいました。それに気付いた4WD車は急ブレーキと右急ハンドルで軽自動車を避けようとし、そのまま対向車線の私の車にまっすぐに突っ込んで来ました。こちらは会社のバン、相手はでかい4WDとあって、こちらの車両はフロント周りが全損、私も首の骨を折る重症を負うことになってしまったのです。
Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?
衝突直後から意識はあったものの、身体は全く動かすことができず、痛みも強く全身に感じていました。これはヤバイと自分でも思い、死も意識したほどでした。その後も全く動けない状態で、誰かが呼んでくれた救急車やレスキュー隊が助けてくれるまで何もできませんでした。国道の車線は完全に通行止めで、後から聞いた話ではしばらくの間大渋滞であったと聞いています。突っ込んで来た相手が通報したのか、通行人か後続車が通報してくれたのか?などは私の身体の状態から全く知り得ることもできませんでした。しかしながら、通行量が多く、多くの方に迅速に対応していただいたと聞いて、誰もいないところじゃなくて良かったのかもしれないな、とも感じました。
Q4. その事故はどのように解決しましたか?
入院後に家族が相手方保険会社や警察と連携して解決へと導いてくれました。対応は自動車関連に詳しい家族に一任し、私は治療に専念することにしました。その後治療が概ね終了する、事故から1年経ったあたりから示談交渉が具体的に始まり、その後も交渉はかなりの時間を要しました。実際にかかった治療費や、それに伴う休業保障、あとは後遺障害なども含んだのでなかなか交渉は大変だったと聞いています。相手方が話のわかる交渉人だったので、弁護士を雇って交渉するというところまでは行きませんでした。この事故がきっかけで仕事を退職することにもなってしまい、こちらとしては大損ばかりを被った感じです。家族の心労もかなりのものでした。
Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。
依頼しませんでした。
Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。
事故というものはいくらこちらが起こさないように気をつけても、もらい事故という、今回のような形で事故が起こってしまうことも十分あり得るということ痛感されられました。会社から防衛運転に心がけよう、と常々言われていましたが、その通りだと思います。こんな時は相手がこうしてくるかもしれない、あの車はもしかしたらこう動いてくるかもしれない、という予測運転、かもしれない運転は非常に重要なことだと思いました。しかしながら、今回の事故はそのように防衛運転を心がけていたとしても防げたものだったかどうかはわかりません。ですが、この事故以降私は、事故の当事者にならないため、スピードを出して走ることをやめて、さらに不用意に右車線をはしるのもやめました。
Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。
保険会社への連絡や、救急・警察への連絡は、今回は私が動けなかったので実際はできませんでしたが、もし当事者になってしまった際も考えて、最低限保険会社の事故窓口はきちんと掌握しておくべきだと思いました。あとはもし他の事故・故障に遭遇した際のため、牽引ロープ、三角表示板、可能ならば簡単な救急キットなども備えておくと良いかもしれません。救急キットも止血や怪我の簡単な処置ができそうなものを入れておくと良いと思います。また電波の通じないところで単独事故を起こしてしまって誰にも気付いてもらえない、という事が起こった際のため、懐中電灯や予備の発煙筒や警笛なども装備しておくと、もしもの時のために役に立つのではないかと思います。
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