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初めての交通事故で事故後の対応が分からなかった

  • 投稿日付 : 2017.05.25
  • 投稿者 : ぽんさーさん(20代女性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

学生時代、自転車に乗っているとき。
歩行者信号が青の横断歩道を渡っていると、左折してきた小さめのトラックにぶつかった。
トラックはスピードをゆるめる様子もなくまがってきたので、私はブレーキをかけたが間に合わなかった。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

自転車に乗って、買い物から学生寮に帰る途中。交差点の歩行者信号が青だったのでそのまま横断歩道を渡っていた。
横断歩道を半分ほど渡ったところで左折してきた小さめのトラック(某大手配達会社)がぶつかってきた。ぶつかった瞬間、自転車は遠くへ飛んで激しくへこみ、私は道路へ激しくたたきつけられた。全身が痛かったが道路に倒れていては危ないと思い、とっさに立ち上がったのを覚えている。立ち上がったが全身の痛みと恐怖で、体全体が激しく震えて、全く動けずその場に座り込む。
トラックはぶつかった瞬間、急ブレーキをかけて止まった。運転手が降りてきて「大丈夫ですか?」と声をかけてくる。「立ち上がれない」というと「救急車を呼びますか?」と言われたが、初めての事故で驚いてパニック状態だったので「呼ばなくていいです」と答えてしまう。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

初めての事故でまだ学生でもあり、親元から遠く離れたところでの事故だったので何をしたら良いか全く分からなかった。保険会社に連絡することはもちろん、警察を呼ぶという知識もなく、また相手も警察を呼ぼうとしなかったので、ただその場は相手から連絡先を渡されただけだった。壊れた自転車はもう乗れない状態だったので、相手から学生寮の場所を聞かれて、自転車はその相手が運んだ。ぶつかってしばらくすると体の震えもおさまり、自分で立ち上がれるほどだった。骨折などしていないし意識もハッキリしていたので相手も大丈夫だと解釈したのか、相手は自転車を持ってその場からいなくなった。
学生寮まで歩いて5分ほどの距離での事故だったのでどうにか自力で歩いて帰る。骨折はしていないが全身が痛くて意識が朦朧としながら歩いて帰ったことを覚えている。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

学生寮に戻り、寮長に事情を説明する。「警察は?病院は?」と聞かれたが何もしていないと答えると、それはまずいというような表情をされた。壊れた自転車が学生寮に置いてあっただけだったので、相手の連絡先に寮長が電話をする。そしていったん病院に行くように言われたので病院へ行き、全身打撲・むち打ち・頸椎捻挫と診断を受ける。
相手の人が職場の上司と一緒に謝罪へ来る。新しい自転車を購入しており、壊れた自転車も回収させて欲しいとのことだった。(今思えば証拠隠滅のように感じる)
大手の配達会社であり、事故を起こした人も若者だったので「どうか人身事故にはしないでほしい」というお願いであった。
相手の人と私の両親も電話で話し、両親への謝罪もした。
私も交通事故の知識が全くなかったので事故直後の自分の行動もいけなかったのだと思い知らされた。
完治するまでの治療費と、通学時のタクシー代を払うということでその場は解決した。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

依頼しませんでした。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

基本的なことだが安全運転に心がけるようになった。
自転車に乗っている時も歩いている時も横断歩道や狭い道など危険なところを渡るときは周囲をよく見る。
また成人して車を運転するようになった時も、車だけでなく歩行者や自転車などに十分気をつけて運転するようにしている。運転に慣れたからといって、いい加減な運転は絶対にしない。
また、事故が起きた時は決して自分たちで解決するのではなく、どんなに小さな事故でも、相手が嫌がっても、すぐに警察を呼びしっかりと現場検証をしてもらうこと。相手とのやりとりは必ず保険会社を通して行うことを心がけている。
自分が加入している保険内容も見直すようになった。どのような事故に対応しているのか、料金設定など様々な保険会社を見比べることも多くなった。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

自分が加入している保険会社の電話番号を知っておいたほうがよい。また相手がどのような仕事をしていてどんな人なのか、相手の了承を経て免許書などを見せてもらいメモをするなども出来たらよいと思う。車同士の事故なら車の損傷部分なども携帯の写真で撮っておきたい。
怪我が重症の場合はすぐに救急車を呼ぶが、救急車が到着するまでに自分で出来る応急処置の方法なども身に着けておくことが大切だと感じる。応急処置に必要な救急道具(止血道具・タオル)などある程度、車内に用意しておく必要も感じる。
自分が事故にあった場合、すぐに連絡が取れる人・助けに来れる人などの確認もしておくと良い。
相手が会社などの場合、物損事故で済ましてほしいと要求してくることもあるので、自分一人で判断せず、信頼できる人に相談してから結論を出すことが大切だと感じる。

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