子供の飛び出し事故・保険内容を把握していなかった親

タクシーレーンと一般車両が通れる２車線、一方通行の道の横断歩道を歩行中の子供が一般車両レーンから出てきた車にはねられた。
タクシーレーンにはタクシーが並んでいて、はねた車も横断報道で一旦停止後の発車だった。

タクシーレーンが歩道側で、子供が歩道を渡ろうとする時もタクシーが縦列していたので、一般車両レーンからだと子供の姿が見えなかった可能性があります。
事故を起こした人も一旦停止後の徐行走行だったので、大きなけがにはなりませんでした。
反対に子供側からもタクシーが視界に入らなかった可能性があった事と、急いでいて小走りしていた。
よく通る場所で、子供自身にも慣れがあり、油断していたのだと思います。
一方通行ではありますが、左右の確認もしていなかったそう。
ぶつかった時はランドセルを背負っていたので、回転して転んでもクッションになり、大きなけがには至らなっか事が幸いです。
街中の人通りの多い所ですが、双方よく通る道で油断から確認を怠り事故につながったのだと思います。

子供自身が一人だったため、近くにいた人が、子供の怪我や安全を確認して、子供の携帯電話で親に連絡してくれた。
運転手は警察に連絡してくれました。
その後学校と保険会社に連絡しました。
親が向かうまでの間、学校の先生と運転手さん、近くで事故を目撃した方で警察の方に話しをしてくれたそうです。
大きなけががなかったので、親が到着後は近くの警察署で子供と親で調書。
運転手の方も別で調書を取り、その後連絡先を交換しました。
念の為翌日、病院で検査、傷ついた学用品の購入をしました。
相手の方が車関係のお仕事だったため、上司の方から謝罪の電話があり、保険で全て対応して頂けることになりました。
上司の方が自宅まで菓子折りを持って謝罪に来てくださり、運転手方もケガの具合など心配して電話をしてきてくれたりと、最後まで丁寧な対応をしていただけました。

保険会社が偶然にも同じ会社だったので、スムーズに事が進み助かりました。
すべて保険会社に一任しましたが、相手方が自動車関係のお仕事だったこともあり、上司の方から丁寧な謝罪があり、壊れた学用品の弁償から、通院費、移動費などは保険でとすべて対応して頂けました。
上司の方には自宅まで謝罪に来ていただき、運転手の方も子供の怪我の心配など電話があったりと、最後まで丁寧に対応して頂きました。
相手方、保険会社の対応に対しては特に不満はありませんでした。
親の方の自動車保険からも子供の事故ですが、お見舞金などが出ました。
子供自身の不注意な所もあったので、こちらも恐縮してしまいましたが、事故現場の横断歩道は小学生が通る場所でもあるので、これからも注意して走行して頂けるようにお願いしました。

子供には横断歩道を渡るときは十分に確認してから渡る事、そしてお父さんやお母さんも加害者になってしまう可能性があることを話しました。
今回は、相手方が一旦停止後の徐行走行だったこともあり、スピードがでていなかったので、大きなけがには至りませんでしたが、そうでない場合もあること。
徐行走行であっても自分がぶつかて転ぶと飛ばされてしまうほど、子供は軽くて車は鉄の塊なんだと言う事。
子供自身も運転手さんが警察に捕まってしまう事をとても怖がっていて、自分も悪かったと何度も言っていました。
お父さんとお母さんも車の運転をしている時に、ふらふらと歩いたり、飛び出したりするルールを守らない子供をはねてしまったとしても、それは周りに注意をしなかった車の運転手の方が悪くなるんだよ。という話を何度もしました。
わが子の事故を体験し、ますます運転には注意無ければと身が引き締まりました。

保険の事をすべて、夫に任せてしまっていたので、電話番号などがすぐにわからなかったり、どのような特約が付いているかもわかっていませんでした。
事故に遭った場所が自宅から離れていたため、高速道路または公共の乗り物を利用して事故現場まで行かなければならなったので、そのようなことにかかった費用も申告できると今回の事故で知りました。
あと病院にった時に子供の受給者証を出したら、事故は一旦自費で支払う事も知りませんでした。
保険会社の方から言われるまで、親の自動車保険からお見舞金が出る事も知りませんでした。（これは夫も知りませんでした。）
こういう事から、保険の内容は面倒でも把握しておかないと色々困ることがあるなと思いました。