交通事故ひとつから学ぶことは沢山ありました。

駅の送りと迎え待ち専用スペースに駐車して友人を待っていたら、いきなり来た車に後ろから追突されました。ぶつかってきた方は軽自動車に乗るおばあさんで、いわゆるアクセルとブレーキの踏み間違いだったそうです。

私は長い列の一番うしろに停まっていましたので、ハザードランプをつけて友人に気付いてもらえるように停まっていました。たしかに場所的にロータリーのすぐ近くで危ないといえば危ないですし、時間帯的にも夜で暗く、駅にしては電灯も少ないので見えにくいのかなと思いましたが、いきなり追突されるとは思ってもいなかったので私が一番驚きました。
後ろから私の乗る車の背面めがけて追突されたので、バックガラスは破壊され、私も首を打ってしまいました。あとあと病院に行きましたが診断結果はむち打ちで、全治１ヶ月と言われてしまい、仕事にも影響を与えてしまいました。追突してきたおばあさんは見たところ結構な年齢で、学生の孫の迎えのために車を運転してきたそうです。

追突された瞬間、大きな地震が来たと勘違いしてしまい、焦って車から降りてみました。すると、地面は揺れていなくて肉眼でわかったことは私の車が軽自動車に追突されていたことでした。相手型のおばあさんはすぐに私の方に駆け寄ってこられて、私の体をひたすら心配してくださってました。
交通事故の当事者になってしまったことが初めてなので、保険会社さんより実の母親にすぐ電話をしました。母親のいうとおりにまず保険会社さんに電話をかけてから、警察を呼びました。幸い、相手のおばあさんにけがはなかったので、救急車などを呼ぶ手間はありませんでしたが、その日の深夜に私が自分の足で病院に行きました。そのときは友人に付き添ってもらいました。

保険会社に全てを任せました。駆けつけてくださった警察の方いわく、今回のことは全面的に私には非はなかったのでお金の問題が発生しなくて良かったと思います。ただし、私の車は修理しなくてはならなくなってしまったので、その点も保険会社さんにしっかり問い合わせをして申請を出しました。すぐに電話は繋がって全ての対応を迅速に行ってくれたので、修理日までにお金は降りましたし、後から私の治療費も貰えました。お相手のおばあさんのお孫さんも、あとから合流して病院に付き添ってくれると仰っていましたが、車が一部破損しただけなので今回きりでと言ってお断りしました。その場で何度も謝ってくださったのですが、まわりの野次馬も多かったので困りました。

依頼しませんでした。

運転するひとは特に、しないひとでも乗り物というものは私たちの生活にとって必要なものであり身近に存在しています。今にでも事故に巻き込まれる可能性は大いにありうるので、十分注意をして日常生活を過ごすべきだなと心から実感しました。運転するときは、免許取得時に習った動作やルールをしっかり守り、安全運転を心がけています。また、今回の私の場合のように、こちらばかりが気をつけても巻き込まれてしまう事だって沢山あると思うので、常に周りを見ながら細心の注意をはかるべきなのだと学びました。特にお年寄りの方の運転が多い地域に住んでいますので、日中の運転なんかは前後車両と一定の距離を保つなどの細かい注意も心がけています。

今回の交通事故をとおしての反省点は沢山あり、いちばんは事故ととらえてからの自分のとるべき対応が思うように出来なかった事で、深く反省しています。正直、事故に遭うまでは無縁だと思っていました。ゆえに、保険会社さんの電話番号だとか保険関係の書類の在り方を把握していなかったり沢山恥ずかしい思いをしました。今回のことをきっかけに、時間があるときなんかは、携帯電話に保険会社さんをはじめとする自動車関係の会社の電話番号を登録しておいたりだとか、保険の証券などを含めた書類の整理と管理を徹底して行っておくべきだと思います。
また、追突がきっかけで故障してしまった私の車を今一度見てみると、スペアのタイヤだとかオイル交換だとか整備も怠っていました。定期的に点検しておくべきだと思います。