事故後の相手の言い分の変化と初めてしった保険内容

通勤中、旧国道の直進道路を走っていたところ、信号のないわきみちからトラックがゆっくり出て来て一度止まりましたし、目にはとまっていましたがまさか出て来るとは思いもせずごくごく普通に進んで行ったところ、そのトラックが急に出て来て追突されました。

新車を購入して2週間後の事でした。
独身時代は自動車通勤をしており、その日もいつもと同じ旧国道を制限速度で通行していました。
片側一車線のそう広くはない道路ですが、交通量も多く、その時も５０M程前に違う車が走っていました。
見通しの良い信号もない直進道路を走っている時、少し先の左側わき道から青いトラックがゆっくり動いて来るのが見えましたので、少しアクセルを緩めたのですが、トラックが出たきたわき道が一旦停止で、その停止ラインでトラックが一旦停まったのでそのまま通過しようとしたのですが、そのトラックの前を通過しようとしたまさにその時、驚く事にそのトラックがゆっくり出て来て、それと同時に「ドン」と大きな音と振動を感じました。ブレーキを踏み車をすぐに車を停めて出て行くと後部の扉から後ろにかけてトラックの青い色が筋になってついていました。

事故に遭った時「女性はバカにされる」「ぶつけられたら強気で行かないと保証してくれないケースがある」と聞いた事があったので、ぶつかった瞬間に勢いよく車を飛び出し「見てなかったんですか！！」とかなりの怒り口調で相手の所に行きました。
そして、すぐに警察に電話して、その間免許を見せてもらい名前や住所等を確認しました。
警察がすぐに来てくれたので事故の状況を詳しく説明し、相手の方にも確認して貰いました。
相手の方は「停まってくれると思った」などと言いましたが、私は旧国道を普通に走っていてわき道から出て来て一旦停止した車をなぜいちいちこちらが停まらないといけないのか理解できずにそれも警察に話ました。
警察の現場検証が終わってから保険会社に電話して事情を話し、その後相手の方の保険会社と話して頂きました。

最初「自分が悪い。保険で処理する」と謝っていたはずの相手方が、保険会社を通した後急に「全額を自分の保険利用するつもりはない」と言い出したらしく、当方の保険会社より「どうしますか？」と連絡があり、「話が違う！」とまた怒りが復活しました。
相手方に「それはおかしい。話が違う」とすぐに電話したところ、「車の事故は片方が停まっていない限りどちらかた１００％悪いと言う事にはならないので」と言い出したので、こちらに非があるのであれば仕方がないですが、その事故は私には非がないと言う自信がありましたので、「それはあの状況においておかしすぎる。逆だったらどうなのか」と強気で出ました。相手の方は最初は自分が悪いからと思っていた様ですが、保険会社からの説明で気持ちが少し変わり、保険を使うと等級がさがり保険代もアップすると思ったのか言い分を変えた様でした。ですが私も悪くないのに等級は下げたくなかったので「こちらの保険は一切使いません」と言い切り、最終的に相手の保険で賄えない分は相手が現金で支払いました。

まさかこんな所から出て来る？と思うところから、しかもい一旦停止してから出て来たこの事故を経験して、「ありえない」と思う事が世の中では起こり得るから事故が起こる。自分が「まさか」と思う常識が、常識では済まない事が多々あるのだと身をもって感じ、車の運転をする時は常に「ここはこちらが優先だから」とか思わずに「いつ飛び出してくるか分からない」と言う気持ちでハンドルを握っています。
また、駐停車している車の横を走る時は、完全に停まっている車でもいつ動き出すか分からないので、アクセルを緩めいつでもブレーキをふめる状態にしておいて、駐停車している車のタイヤが動かないかどうかを見る様にしています。車体は見ていても動き出さないといつ動くか分からないですが、タイヤをみていると少し早めに動きを読めるので必ずそうする様になりました。

事故に遭うと自分が悪くなくてもとても焦るので、すぐに車検証や保険証書が出せる様に把握しておく事が重要です。
私の場合ダッシュボードに入っているものとばかり思っていた車検証が、助手席のシート下にあり少し探してしまいました。
また、保険は満額利用出来る訳ではないとこの事故で始めて知りました。詳細を知らずに契約してしまう人が多いと思いますが、保険には色々は条件がありますし、利用すると保険代がアップしたり等級が下がったりしますので、結局保険を利用しないで現金で払う人もいます。
事故を起こしてから、保険会社の担当者に色々と言われて、初めて「保険ってそう言う物なの？」と思う事が沢山ありますので、全部はなかなか難しいですが予め多少勉強しておく事で、事故の時対処しやすいと思います。