郵便物配達員との接触事故について（軽症で良かった）

その日は雨が降っていたので、父が職場まで車で迎えに来てくれたのですが、帰り道で信号待ちをしていた時にその事故は起きました。
私が乗っていた軽自動車の右前には、郵便配達員のバイクが止まっていました。
当時その交差点は右折をする箇所でもありました。

父は、何か考え事をしていたみたいで、信号がまだ赤なのにブレーキペダルから足を離してしまったようです。
私は後部座席に乗っていたのですが、車が少し動き始めたのでビックリして「信号はまだ赤だよ！」と声をかけたのですが、「時はすでに遅し！」の状態でした。その次の瞬間、バイクにぶつかってしまったのです。
バイクは後ろからの衝撃で左側に倒れ、バイクにまたがっていた運転手も地べたに転倒してしまいました。
父は、その衝撃があってから初めて気が付いたような感じに見受けられました。
車がバイクにぶつかった瞬間、私も軽くですが背もたれに打ち付けられたような衝撃を受けたように思います。
バイクの運転手はお尻から落ちて腰を打ち付けたのではないかと思いました。

事故が起きた後、父はすぐに車のエンジンを切り、携帯電話で１１０番通報をしていました。
その直後に、偶然？かどうかはわかりませんが、反対車線を走っていた警察車両の警察官が現場の状況に気付いて、車から降りてきました。
父は車から降りて、バイクに乗っていて転倒された運転手さんを端に移動させた後、バイクを起こしてあげていました。
当時の道路は片側一車線の市道だったのですが、すぐそばにサンキュードラッグがあり、駐車場が空いていたので、警察の指示で車をその駐車場に止めてから、事故調査は始まりました。
私は同乗者としての調査を受けたのですが、私自身も動揺してしまっていたので、どんなことを聞かれたのかまでははっきり覚えていません。
ただ、事故はどのようにして起きたといった事を話したのは覚えています。

警察官はバイクの運転手を気遣って、念のため救急車も現場に呼びましたが、バイクの運転手は、転倒した際にお尻から落ちたので腰への負担が気になりましたが、本人は両手に擦り傷を負っただけだから大丈夫との事で救急車には乗りませんでした。
私は同乗者でしたが、バイクの運転手に口頭で謝罪をしていました。
父は警察官との話が終わった後保険会社の方にも連絡を取っていたようですが、その保険会社の担当者と父は知り合いなので父の事をよく知っている人らしく、電話での説明をしただけで、書類に関してのやりとりについては当人同士でしかわかりません。
車は運転席側のボンネットがあまり目立たない程度に凹んでいたと思いますが、保険で直したそうです。

依頼しませんでした。

信号機のある交差点では、信号の色が黄色になったら出来るだけ停止する事を心がけるとともに、信号が青に変わってもすぐには発車をせず、また右折や左折をする時には横断している歩行者や自転車がいないかどうかの確認も大事だと思いました。
点滅信号機が設置されている交差点では、黄色側は徐行、赤色側は一旦停止となっていますが、黄色側でも一時停止を心がけるようにしているようです。
自宅の近所に点滅信号機の交差点があるのですが、赤色側でも一旦停止をせずに進んでいる車をよく見かけることがあり、本当に危ないと思います。
また、信号機のない交差点もあったりしますが、その場合はいつでも止まれる位の低スピードで進むことを心がけているようです。

私は車の免許を持っていないので、運転をしていたわけでもないし、車についての仕組み等が詳しくはわかりませんが、信号待ちの場合でもブレーキペダルに頼るだけではなく、サイドブレーキを引いておけば良かったかも知れないと思います。
保険会社に知り合いがいたので、煩わしい事もなかったのが良かったと思います。
事故処理をしてくれた警察官の対応も、思ったより優しい対応をしてくれたので、パニックに陥らず落ち着いて話すことができたのは良かったです。
バイクの運転手の怪我についても、骨折等はなく転倒した時に両手を擦りむいた程度で済んだのも幸いだったと思います。
信号待ちの最中だったので大事に至らなくて良かったとも思いました。