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親を含む当人同士の話し合いで解決できた交通事故

  • 投稿日付 : 2017.03.20
  • 投稿者 : すーママさん(30代女性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

私は歩行者で歩道を歩いていた。コインパーキングから出庫しようとした車の運転手の視界に歩行者が入っていなかったようで、歩道を歩いている所を、駐車場から出庫して道路に出ようとしている車に追突されるように轢かれた。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

職場に向かう為に私はまっすぐ続く、幹線道路沿いの歩道を徒歩で移動していました。
その歩道の途中には、道路沿いに建つショッピングモールに隣接したバーが付いたコインパーキングの出入り口があり、その駐車場から出庫して道路に出ようとしていた車が、歩行者である私に気付きませんでした。
歩いていた私も、車が出て車での間に駐車券を入れる機械や、お金を支払うまでは上がらない遮断機のようなバーがあったため、急に車が飛び出してくることは無いだろうと思い、足を止めることなく歩道を歩いていました。
その時は気付かなかったが、運転者は免許取りたての初心者で、助手席に同乗者も居たが、駐車場の精算のやりとりや大きな道路に出ることに意識が集中し、歩行者に気付かなかったようで、横側からボンネットが刺さるように轢かれました。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

私は被害者の立場で、ドンと言う衝撃で自分がどうなったのかわからなかったので、体の状態の確認をし、救急車が必要かそうでないかを確認しました。
駐車場の出入り口だった為、加害者はすぐに車を邪魔にならない位置に移動させ、降りてきて轢かれた私の怪我の状態を確認しました。
脇腹にボンネットが突っ込んでくる形で転び、腹痛はあったが耐えられない程ではなかったので、救急車を呼ぶことはしませんでした。
加害者が念のため病院に行ってほしいということで、職場に出勤できない旨を連絡し、次に救急病院に状況を説明してこれから向かうことを伝えました。
その後、家族に連絡し、念のため病院に来てもらえるように連絡しました。病院までは、助手席に乗っていた加害者の親が運転し、加害者の車で向かいました。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

病院での診察の結果、怪我は軽い打撲とのことでした。私自身そんなにひどい痛みや不自由もなく普通に動けていたこと、事故が起こった時間から数時間が経過し事故現場で警察を呼ぶこともせずに移動したこと、加害者の方がとても丁寧にお詫びをし、また、運転していたのが昨日免許を取ったばかりの息子さん、助手席に乗っていたのがそのお父さんだったということで、真摯に対応してくださって、信頼できる感じがしたこともあり、特に警察に連絡することはありませんでした。
大事には至らなかったので、その場で連絡先を交換し、その日の治療費も支払っていただきました。
帰宅後その日のうちに家に謝罪にも来られて、保険会社も警察も通さずに解決しました。
けがの程度がたいしたことがなかったからだと思います。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

当時私は、免許を所有していましたが10年以上運転をしていないペーパードライバーでした。
自身の移動は全て、公共交通機関か自転車か徒歩でした。その生活の中で意識として「歩行者が優先」「事故が起きた時は車側が悪い」という意識が常にありました。そうした意識があったことから、歩道の途中にある駐車場の出入り口で立ち止まることをしなかったり、歩行者信号が青であれば確認もせずに当然のように渡る事が習慣になっていたのです。そういった意識を改め、事故はいつ起こるかわからない、歩行者は守られているわけではないと自覚し、渡る時歩く時などしっかりと周りを確認をするよう心がけるようになりました。車が来ていないかだけではなく、運転手が歩行者に気付いているか、意識するようになりました。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

現代では、日常携帯電話の中に全ての番号を入れているので、個別に電話番号を覚えることをしなくなりました。
事故に合った日、偶然に携帯電話を持ち歩いておらず、咄嗟の連絡先が何も出てこない状況で途方に暮れました。手帳やメモ、お財布に入れるなど、携帯電話を所持していなくても何かしら緊急連絡先をすぐに出せるように備えておくことが大切だと思いました。
また、自分の生活範囲内のかかりつけの病院や救急で見てくれる病院も知っておいた方がいいと思いました。
家族への連絡に関しても、仕事中や授業中で携帯電話に出られない場合もあります。今は個人から個人への連絡が簡単になった時代ですが、万が一に備えて、会社や学校へ連絡しなければならない事態も想定しておいた方がいいと思いました。

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