HOME > 交通事故体験談 > 自転車で信号を横断中に跳ねられましたが、生きていて今までの一番の痛みでした

自転車で信号を横断中に跳ねられましたが、生きていて今までの一番の痛みでした

  • 投稿日付 : 2017.04.29
  • 投稿者 : ハルさん(40代男性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

自転車で信号を横断しようと渡っていたところ歩行者優先にも関わらず、
車が止まる事無く右折を続けていたのです。
目の前で自転車を降りて待っていましたのでドライバーにも判っている筈でしたが、
前が行っているので続いて右折をしようという車が連続で通過している状態でした。
やがて車の列が途切れ始めましたので渡ろうとした所、
一台の車が猛スピードで交差点に突っ込んで来てしまい、
車の前面から自転車にぶつかり弾き飛ばされてしまいました。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

会社員をしておりマイカーで通勤をしていたのですが、
車検に通しており車に乗る事が出来ない状況だったのです。
仕方が無いので自転車を使って会社まで通勤をすることになったのですが、
通い慣れていた道でしたので交通事情は理解をしている状態でした。
もちろん私も普段は車を運転していますのでドライバーの気持ちも判りますし,
歩行者並びに自転車の気持ちも理解をしていました。
交差点で渡る意思を見せれば止まるのが常識ですし守らなければならないルールなのです.
突っ込んできたドライバーは歩行者が居ないと思ったらしく、
徐行どころか明らかにオーバースピードで浸入をして自転車の側面からぶつかって来ました。
角度的に足からぶつかって来たのですが、
足の痛みよりもボンネットを乗り越えてフロントガラスに頭をぶつけたのが痛かったですし、
固い石で頭を殴られた様な衝撃だけが残りました。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

跳ねられた勢いでフロントガラスに頭を打ちつけ、
覚えているのは頭へのガツンと言う衝撃だけだったのですが、
その後ボンネットから転げ落ちて背中からアスファルトに叩きつけられてしまいました。
しばらく意識を失っていたようでしたが、
かすかに救急車を呼んでと言う声だけか聞こえていました。
頭を強打していましたので痛みを感じると言うよりは全体的に感覚が麻痺をしており、
動く事が出来ない状態でした。
誰かが通報をしてくれたらしく、しばらくするとパトカーと救急隊が来たのですが、
サイレンの音もまったく気が付きませんし、
話かけられて初めて状態を確認されていると判るほど意識レベルも低下をしていたのです。
道の真ん中でしたので移動をさせようと思い担架に乗せられたのですが、
腰に今まで経験がした事が無い強烈な痛みを感じ、絶叫と同時に意識レベルが回復をしました。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

救急車に乗せられて病院に連れて行かれたのですが頭を打っていましたのでCT検査が始まりました。
生まれて始めての経験だったのですが体の痛みが完全に麻痺をしておりアドレナリンが出ていたと思います。
その後、警官から事情を聞かれて信号の状態と、
自転車に乗っていたのか押していたのかを詳しく聞かれました。
歩行者に優先順位がありましたので車の前方不注意で相手に100%過失がある事になってしまい、
こちらには否が無い事になりました。
事故の当日は意識も朦朧としていましたし、全身が痛くて何もする事が出来ませんでしたが、
翌日になると腰に強烈な痛みが発生をして生まれて始めて強烈な痛みを感じました。
検査をすると腰椎を圧迫骨折しており、全治2ヶ月の重傷だったのです。
腰は中心部にありますので絶対に動く場所なのですが少し動いても痛いですし、
咳をした時が最悪で絶叫をする痛みでした。
過失は相手側にありましたので相手側の保険で対応をしてくれる事になりましたが、
会社の休暇の保証と慰謝料、リハビリ等への交通費などを含めて200万でした。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

依頼しませんでした

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

子供の頃から何十年と自転車に乗っていましたので事故などを考えた事も無く何も意識をしないまま乗っていました。
道を走れば自転車優先でありますし車が勝手に避けてくれる物だと過信をしていたのですが、
それは間違いだったという事が大きな事故を体験して身に染みて判ることになりました。
しばらくは怖くて自転車に乗れない日々が続いていたのですが、
乗らない訳にはいけない事情がありましたので仕方なく乗っていました。
ですがあの事故の一見以来神経をすり減らしながら乗ってしまい、
横からいきなり車に抜かされてるとぶつけられるのではないかと気にしてしまう様になりました。
原付にはミラーがあるのになぜ自転車にはミラーが無いのでしょう。
後方が判らなければ接近をしている車も見えませんので道の真ん中に出るだけで、
簡単に追突をされて大事故に繋がってしまうのです。
事故をした者だけしか理解できない疑問が多く残りました。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

相手の保険会社からは200万を補償額として頂き、
高いか安いかは人それぞれ賛否両論がありますが、
私はハッキリ申しまして安すぎると思いました。
腰椎の圧迫骨折ですので非常に痛いですし生活全てに制限が掛かってしまうのです。
病院で一ヶ月近く入院をしましたがコルセットを付けたままの生活ですし、
何をするのにも痛くて目の前にあるジュースが取れないほど腰も動かせないのです。
トイレに行くのにも介助が必要ですし入浴も一人で出来ませんでしたので本当に情けない日々が続きました。
退院をしてもコルセットを付けたままですし、
外出をする時も松葉杖を付かなければ歩けませんでした。
電車にも乗れませんでしたし、好きだった車に長時間座っているだけで痛みが発生をしましたので、
しばらくは乗れないと判断をして売却をしてしまいました。
遊びにも行けないですしいつ襲ってく来るか判らない痛みに恐怖を覚えてしまい、
痛み止めを常に携帯をしていました。
これだけの生活の制限をかけられてしまいましたので200万の保証金は安すぎますし、
はっきりと生活に支障が無い事を確認するまで保証を求めるべきだったと後悔しています。

交通事故被害の不安を解決したいなら

弁護士法人・響

相談実績は月間1000件以上!

  • 安心の全国対応!

    相談・依頼は全国対応!出張面談も可能です。

  • 弁護士費用特約で無料!

    加入している保険に弁護士費用特約がついていれば、300万円程度まで実質的な負担がありません。

  • 「裁判所基準」で慰謝料請求&増額交渉!

    任意保険基準ではなく裁判所基準で交渉してくれるため、正当な保障と慰謝料を受け取ることが可能です。